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(回答先: TBS報道特集「謎の集団『ザイン』とは?」平成17年7月3日放送−前編(ザイン被害者の会) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 8 月 01 日 14:29:31)
Z[ザイン]帝國(Zion;シオン 旧名称:金環蝕)被害者の会 http://anti-zyne.hp.infoseek.co.jp/ から引用
−引用開始−
TBS報道特集「謎の集団『ザイン』とは?」平成17年7月3日放送より
http://www.tbs.co.jp/houtoku/2005/month05.html
ザインという集団がある。
国会襲撃計画・秘密儀式・・・。
その正体とは?後編
番組ナレーション(以下:ナ)
TVの取材を受けるのは初めてだと言う。
小島氏の両脇にはザインの幹部だという若い女性2人が陣取った。
伯魔壬旭(はくまじんきょく)軍帥こと小島露観(以下:小島氏)
「1986年の4月ぐらいに相当話題になっていた「ハレー彗星接近」という事件がありましたね。
ハレー彗星というのは太陽系の魔の巣窟だということに私は気がついた
そこから「悪魔戦争」にいやがおうもなく入ってしまった。
まぁ、それは”普通の人ではまったく理解できない世界”ですけどね。
それで、そういうふうな、瞑想と剣を振るという形で対応していって
それが・・・ものすごく・・・密度が高くてね。
半年間ぐらいの間に数千度戦ったんですね。ええ。」
ナ
その三年後、小島氏は「ザイン」を設立
彼の考えに共鳴する人々を集め始めたという
小島氏
「だから私は日本が侍が統治する社会に戻したいと。」
番組インタビュワー(以下:イ)
「それは身分制への移行ということですか?」
小島氏
「身分制というものではないですね。ええ。
やっぱり、その精神が侍である、そういう人たちが登用される社会ということですね。
ええ。」
ナ
”国会襲撃””クーデター計画”についてただした。
返ってきたのは、意外な答えだった。
イ
「日本の国会議事堂を占拠する、こうした計画については?」
小島氏
(インタビュワーの質問を遮り)
「・・・っというふうに部下たちには言ってました。
ところが我々の力で、”とれるつもりもなかった”です。
私自身の心底の腹はね。
ただ部下たちは非常に今の現代に生きてますから、非常にひ弱です。
ですから、そういうふうな、ひとつでもチャンスをやれば
『ほぞを固める』練習をさせたというだけの話です。
ええ。」
イ
「なるほどね・・・そうすると現実の問題(国会襲撃、クーデター計画)として」
小島氏
「いやいやいやぁ〜〜、”できるわけがない”ええ。」
ナ
だが、現体制を否定し政権をとる考えに変わりはないという。
イ
「その政権を奪取する方法論というのは?」
小島氏
「それは教えません。言えません」
イ
「言えない?」
小島氏
「うん、”言えません”」
イ
「どうしてですか?」
小島氏
「当たり前でしょ”それは言えるわけがない”」
ナ
日本を、世界を統治するという小島氏の言葉と、アクセサリー販売という事業にはギャップを感じるが・・・
白銀ひびき
「これはコンケラーという商品でして、空間を支配する力とか
自分自身が、そこの空間の、なんていうんですか、支配者といいますか
そういうモノになれるとか、そういう効果のあるモノなんですね」
イ
「仕入れ値は〜〜〜だと、で、売価のほうは〜〜だと、10倍とか100倍とか言う人たちもいますが?」
小島氏
「自分の意志でしか買えませんよね?金を出すんだから
いくら私のところが営業しますから、あーのー、強く勧めることはあります。
ところが最後を決定するのは自分の意思でしょ?
自分の意思で買ったモノに対して、責任を持っているのは自分自身だけじゃないですか」
ナ
・・・”本当にそうだろうか?”
「ザイン」の会員は、本当に納得して、高額な商品を買っているのだろうか?
「ザイン」があるイベントを行った際、参加者をどう勧誘するかメンバーに教える
”マニュアルビデオ”があった。
ビデオで講師を務める女
「まぁ、勧誘をしようとしている相手になめられてはいけません!これ、すごい大事です!」
ナ
そして、講師役の女性は自身が”マルチ商法の出身”だと明かしている。
ビデオで講師を務める女
「えっとですね。実は”自分のマルチの舞台は新潟”だったんですよ」
ナ
”強引かつ洗脳的な手法”で知られる”マルチ商法のノウハウ”が
「ザイン」の事業に反映されているということか?
元ザイン女性会員C
「借金してでもやりなさいよ。
逆に本当、”借金してでもやれ!”っていうふうに、
申し込まなければ、何回でも何回でも電話がかかってきて申し込むまでそうやって言われますから、
(イベントや儀式などを)受けないと言うと、
軍帥の世界戦略が遅れるから1人でも参加者が多いほうが・・・って言われる」
イ
「”被害者の会”とかクレームのようなものがメディアなどに出てきているが?」
小島氏
(インタビュワーの質問を遮って)
「”だから訴えればいいでしょ!”
私には、なぁぁんのぉ・・・やましいところがないんだから
裁判所に出るなら御の字ですよ。
公的な場所で私自身の思想を語ることができる」
イ
「受けて立つと?」
小島氏
「もちろんです!」
ナ
そして小島氏は「ザイン」の儀式を撮影させると私達(TVクルー)に約束した。
小島氏
「普通、私らのやっている、そのぉー、イベントは、
他の外部の方にはお見せすることはまず今まで一度もなかったですが。
お見せしてもいいと思います」
ナ
(平成17年)6月26日、神奈川県のとあるホール
男性は軍服を模した制服、女性はチャイナドレスかアオザイ
「ザイン」の儀式のための正装だという。
午後1時55分
現役ザイン会員C
「これより”帝国主義大作戦”を開始する。総導師、導師に対し敬礼!」
ナ
「ザイン」の儀式がはじまった。
小島氏
「これまでの社会というのは、ほとんど、過去の死霊・・・によって動かされている。
死人だ。
最も、死人の意識に強く汚染されているのが中国大陸だ」
ナ
外部の者には、理解の難しい光景が2時間余り続いた。
小島氏
「既存の利権の上にあぐらをかいている組織、これも我々の敵である。
ま、今日はそれに対する”宣戦布告”ということになる」
ナ
儀式が終わると唐突に幹部女性のライブがはじまった。
この儀式の参加費用は1人およそ5万円だという
参加者数は「ザイン」によれば168人、800万円あまりの収入ということになる。
小島氏
「じゃ、今日の合言葉”ジンギスカーン”」
現役ザイン会員一同
「”ジンギスカーン”」
(乾杯そこかしこでジンギスカン)
ナ
”独特の空気が支配するパーティー会場”その中心で行われていたのは
Zion女性店員(以下:Z女)
「竜は竜でもわかれてなくてぇ繋がってるからぁ
それがメビウスの輪みたいだってお話があって、すごい素敵なんですよぉ〜。
運を呼び込みましょうよ〜」
Zion男性店員
「いっしょに・・・しときましょう」
Z女
「やったぁ〜」
ナ
「ザイン」の商品の販売会だった・・・。
Z女
「今日しか手に入りませんのでぇ、これも限定、少なくなっちゃってますのでぇ」
レ
「これ(小島氏と幹部の集合写真1万5000円前後を)一枚焼き増ししたら、
いま”7円”とか”5円”じゃないですか?」
Zion渋谷店・槍城店長
「ん〜、写真のことは詳しくはわからないです」
レ
「あ、そう・・・。これ(幹部が写ってる写真)安い?高い?」
槍城店長
「ん〜、ま、”ベストタイミング””ベスト価格”だと思いますけど」
レ
「なるほど、適正価格ねぇ・・・」
ナ
目の前で、高価な商品が次々売れていく
スタッフが集計する電卓の数字は”100万円”を大きく超えた。
現役ザイン会員D
「これ(魔術師になれる指輪w)は30万だと思います、
これ(小さく白い石の指輪)は20万くらい・・・」
レ
「お金と時間を失ったと言っている人がいるんですけど、
そういう人たちに対しては、どういうふうに思います?」
現役ザイン会員D
「ん〜、個人の考え方もあるし、自分の管理に結局なるじゃないですか。
私達は別に強制されているわけではないので、で、あのー、
自分でやれる範囲のことを、自分で判断して見極めてやれば良いだけのことであって」
レ
「高額な商品を買わされてね、被害にあっている方がいるって話なんですけど
そのへんについては、どういうふうに考えていますか?」
現役ザイン女性会員E
「ん〜、率直によくわからないですぅ(はぁと)」
現役ザイン男性会員C
「それでは、只今より、秘儀コンケラーを開始いたします」
ナ
”147万円”もする高額商品
これを購入した者にのみ小島氏がエネルギーを注入するのだという。
神秘的な空気が会場に充満する。
だが、見ていてやはり”疑問”が沸いてくる。
これは”儀式に名を借りた商売”ではないか?
現役ザイン女性会員F
「総導師、導師に対し礼ぇ」
小島氏
「(大きく足を踏みおろし)ドン!もう一回やれ!」
現役ザイン女性会員F
「総導師、導師に対し礼」
ナ
この独特の空気の中で行われているのは”商売”ではないのか?
疑問をぶつけるため、控え室にもどる小島氏を追いかけた
儀式を終えた「ザイン」の軍帥、小島露観氏に疑問をぶつけた
レ
「今日の、その”作戦”というのは成功でしたか?」
小島氏
「成功です」
レ
「・・・どういうところが?」
小島氏
「いや、結果を見ればわかると思いますけども
中国はもう立ち直れませんね。バブル崩壊するでしょ」
レ
「テレビは目に見えるものしか映し出せないので、
見た人、視聴者の中には”こういう様子を商売じゃないか?”と」
小島氏
「”商売ですよ” 私は企業ですから、私の1つの側面は企業家ですよ」
レ
「そうすると、今日の即売会は、即売会というのは”商売”と考えてよろしい?」
小島氏
「もちろん!うん。
”商売”と同時にそれは”戦略、戦術”に関係がある。
1つの商品というものは私の兵である。と考えてますから」
レ
「あの、その”商品を購入させるということ”と、
”悪い世の中と戦うこと”の”つながり”が、申し訳ないけど、私にはわからなかったんです」
小島氏
「私の会社を発達させることが、戦略、戦術に当然つながるわけでしょ。
うん。」
レ
「その戦略については、もう一度お聞きしますが、お話になれない?」
小島氏
「”なれません”」
レ
「会長が仰ったことを曲げて伝えることはありませんけれど、
会長が仰ったことには賛同できないかもしれない」
小島氏
「”それはわかります”」
レ
「”厳しい報道”になるかもしれません」
小島氏
「”それはわかります”」
レ
「そういう(厳しい報道)形での報道になっても構わない?」
小島氏
「いや、それは・・・”それはまったく差し支えない”」
ナ
「ザイン」は今月(平成17年7月)下旬にも儀式の開催を予定しているというー。
ア
「ザイン」という団体を知るキッカケは主に占い専門誌や、
人生の生き方などを特集する雑誌にのせる広告が多いようなんですね。
つまり”自分の人生に悩んでいる迷っている人”をターゲットにしているわけです。
現在会員は200人あまりで、年間の商品の売上は10億円にものぼるそうなんですが、
私にはどうみても”催眠商法””パーティー商法”に思えてなりません。
ところで、脱会を考えているある現役の幹部クラスの会員から、こんな手紙をもらいました。
「『ザイン』に対して疑問や疑惑、違和感を秘める人は多いです。
でも、自分の心が曲がっているからと、こんなつまらない疑問を持つのだと自分を責めます。
しかし”Zionの商品を持っていても持っていなくても
良いこともあれば悪いこともあります”
脱会を考えている私は最近は良いことのほうが多いです。
生活が破綻する前に気がついて本当に良かったです」
私には小島代表のどんな言葉よりも
この人(手紙の送り主)の言葉のほうがすんなりと入ってくるんですけども
皆さん(視聴者)はいかがでしょうか?
(番組了)
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−引用終了−