現在地 HOME > カルト1 > 941.html ★阿修羅♪ |
|
Z[ザイン]帝國(Zion;シオン 旧名称:金環蝕)被害者の会 http://anti-zyne.hp.infoseek.co.jp/ から引用
−引用開始−
TBS報道特集「謎の集団『ザイン』とは?」平成17年7月3日放送より
http://www.tbs.co.jp/houtoku/2005/month05.html
ザインという集団がある。
国会襲撃計画・秘密儀式・・・。
その正体とは?前編
番組アナウンサー(以下:ア)
その団体名は「ザイン」といいます
この団体、最近では週刊誌などでSEX教団などと批判的に取り上げられることも多くなりました。
ナゾの団体「ザイン」を独占取材しました。
番組ナレーション(以下:ナ)
東京・千代田区のガード下に古びた張り紙が残っている
雨風にさらされ、表面は荒れているが、内容ははっきりと読むことができる。
「1994年6月首都圏壊滅
今年(94年当時)6月、空前絶後の大地震と津波により、首都圏は壊滅する。
現代文明の断末魔の叫びとともに、古代帝國・富士皇朝が日本全土を掌握する。」
・・・言うまでもなく、空前絶後の大地震など起こらなかった。
張り紙の異聞めいた言葉は、そのまま忘れられたー。
だが、富士皇朝と称したこの集団は、地震に乗じてある計画を実行しようと目論んでいた。
元ザイン会員A(以下:元A)
「(首都圏に)直下型地震がくると予測いたしまして、
それに基づいてクーデター計画が準備されていたんです。
これならば国を変えられるのではないか?という、
訳のわからないうちに国会議事堂の突入準備まで始めてしまったのです」
ナ
富士皇朝の元メンバーである彼は、90年代マスコミに勤務し、
国会に自由に出入りできる立場にあった。
クーデター計画のため、国会周辺の偵察を続けていたという。
元A
「衆議院議員会館、首相官邸、総理府、フリーパスで入れる所は全部入りまして、情報収集いたしました。
どこに階段があるか?どこに衛視が立っているのか?それと機動隊がどこら辺にいるのか?」
ナ
国会内の各所で何百枚もの写真を撮った。
周辺の施設から、国会に入れる地下通路など、一般にはあまり知られていない部分も調べ上げ、
彼(元会員A)は一年あまりを費やして、国会周辺の詳細な見取り図を作り上げたという。
元A
「衆議院議員を全て中央に集めまして、抵抗する者に対しては容赦なく射殺。
国営放送局のTVカメラクルーだけ残して”新国家樹立宣言”をするという、準備をしておりました。
突撃隊は150名弱おりましたので、こういうの(サバイバルナイフ)をですね、十数本購入しまして、
的に向かって投げたりとかですね、わら人形みたいのに刺したりとか、練習に使っていました」
ナ
国会の偵察を命じ、完成した見取り図を受け取ったのがこの人物だった。
富士皇朝・古代帝國軍代表、小島露観氏。
団体名は様々に変遷した上、現在は「ザイン」と名乗っている。
団体内において、小島氏は「軍帥(ぐんすい)」と呼ばれる。
つまり「ザイン」は小島氏を頂点とする軍隊組織だというのだ。
(ザイン内)機関紙には小島氏のこんな言葉が。
<ザイン機関紙より>
日本の古来を復活させるのだから、
その主旨に反するものは根こそぎ全部潰す。
ナ
先月(平成17年6月)19日、大阪市の路上に忍者のような服装の若者の姿が見えた。
携帯電話で誰かと話している。
彼の向かった先は、とある公共施設の剣道場、「ザイン」のメンバーが剣術の訓練をするため集まっていたのだ。
番組大阪取材班
「幹部と思われる人たちですね。
あー、あの2人。
普通の・・・よく街で見かける女性の姿ですけれども・・・」
ナ
(ザインの剣術訓練イベントが)はじまったー。
「ザイン」はこの訓練を”魔剣修練”と呼んでいる。
参加者に剣術を指導する、この人物がザインの代表、小島露観氏だ。
小島露観(以下:小島氏)
「殺そうと思う、思えば、必ず相手を切るという、その意識がなきゃダメ。
だから初めからこうやった(袈裟切りのように刀を振る)って、こう、切るに切ってないだろう
これじゃ(同じように刀を振り上げ)切ってないだろ」
ナ
参加者は30〜40人だろうか
腰につけた名札には”少佐””大尉”など軍隊の階級が書いてある。
現役ザイン会員A
「只今より、じゅっせいけん(十星剣?)ハンケン(藩剣?)試験を行う。
(小島氏)軍帥に対し、礼」
現役ザイン会員B
「によいん(二の印?)お願いします」
(へっぴり腰で剣を振る)
ナ
小島氏が編み出したという、この剣術では剣を振ることで
その人のエネルギーが高まるのだという。
(忍者のようなコスプレをした女性会員の剣の振りを見て)
小島氏
「剣を止めるな!剣を止めるとき息が止まってるんだよ。
息が止まったらブレーキがかかる」
ナ
訓練は3時間余り続いた。
(訓練が終わり小島氏に取材班がインタビューする)
小島氏
「勝負ってのぁー、あのー、一発だから。ええ。
いざという時、振れない人はダメですね」
ナ
小島氏はそう言い残してその場を去った・・・。
元ザイン会員B(以下:元B)
「破壊的カルト」
番組インタビュワー(以下:イ)
「なにを破壊する?」
元B
「社会的秩序を破壊しようと目論んで蔭にひなたに動いているのですから
やっぱり、それは破壊的カルトの定義にいくばくかは引っかかると思います」
ナ
彼(元B)は、ザインのメンバーとなったがために財産を失い、周囲との人間関係も台無しにしたという。
インターネット上に告発ホームページを立ち上げ、それを見た人々が情報を寄せ合って、「被害者の会」も結成された。
告発サイトBBS書き込みより
「彼女がシオン関係に関わったのが約三年。借金は500万円くらいあるそうです。
こんなに借金なってまで(ザインのイベントへ)行きたいらしいです。
マインドコントロールから解くために、なにか良い手段ないでしょうか?」
告発サイトBBS書き込みより
「私の借金は500万円どころじゃないですが、シオンを信じてきました。
でも、押し込めてきた矛盾をもう抑えられません」
元B
「自己破産した者は何人かいらっしゃるんですね」
ナ
”マインドコントロール””自己破産”ザインとは一体、どのような団体なのか?
交渉の結果、静岡・沼津にある本部の取材が許された。
番組レポーター(以下:レ)
「株式会社ザインって書いてありますね。中入ってみましょう。
こんにちは(ザインが経営しているZion静岡店内へ入っていく)」
Zion店(以下:Z店長)
「こんにちは、いらっしゃいませ」
ナ
クーデターを目指すという団体、ザインの本部。
それは予想に反してアクセサリーなどの販売会社だった。
店内には、様々の商品が陳列されている。
レ
「これは(エーゲ海の金波という銅像を指し)いくらくらいなんですか?」
Z店長
「ハイ、33万円ですねぇ」
レ
「33万?」
Z店長
「ハイ、家庭の中心にホントに置いて頂くだけでぇ
『いさかい』であるとか『不和』ですとか非常に軽減されていきますし」
「(多段式警棒を取り出し)ちょっとね、危ないので下がりますね。
ま、これで”敵を倒す”と」
レ
「ほぉ・・・、それ”倒す”というのはイメージ的なものですよね?」
Z店員
「実際には、これはもちろんイメージですけども、やはりあのー
人間というのは”目に見えないボディ”というのを持ってますのでぇ
そちらの方に非常に敵のそういった”目に見えないボディ”っていうのを破壊してしまう」
ナ
にわかには”信じ難い効果”についての説明が、店長の口から次々と飛び出す。
(指輪を陳列している商品棚の前で)
Z店員
「本当に、これは持った人を”魔法使い””魔術師”に変えてしまう
そういう恐るべき力を秘めたリングです。
ワタクシもこれを持って魔術師になりました」
(Z店長の説明を聞き番組レポーター微笑)
レ
「(笑いをこぼし)魔術師w」
ナ
”恋愛が成就する””仕事が上手くいく”
「ザイン」は、そうした効果があるというアクセサリーを雑誌などで広告し
商品を購入した人を会員として登録する。
会員になるとその人は半ば自動的に小島氏率いる軍隊組織に組み入れられるのだという。
これはザインの組織図だ。
アクセサリーなどの販売業者として、全国五箇所に店を持っているが
それがそのまま軍隊組織の各支部とされている。
会員には、それぞれ軍隊式の位が与えられ、幹部となると
本名とは別の団体での名前が付けられる。
元A
「ピラミッド形式になっておりまして、小島露観筆頭に絶対服従を命じられてますので・・・」
元ザイン女性会員C(以下:元C)
「ものすごくハマっている人は、それを本当にマンガチックだと思わないで
本当に心の底から(小島氏を)神様だって思っているんですよ」
ナ
人生が上手くいかない現状は、「ザイン」の商品を身につけることで好転する。
商品には、小島氏の手で宇宙の”ザインエネルギー”が落とし込まれているので
”効果は絶大”
そんな説明を受けて、人は品物を買い、「ザイン」のメンバーとなる。
元C
「4〜5万だと皆んなこれは安いから、安いからというか、買い易いというふうに思ってしまう。
1個10万の物を10個買ったら100万だし、毎月、毎月行われる秘儀。
それに参加をして買い物もしていたら、あっという間に100万円なんて無くなる」
ナ
それぞれに”劇的な効果”が謳われている「ザイン」の商品だが
これらの品々は外の世界ではどれほどの値打ちがあるモノなのか?
レ
(防犯グッズ専門店内に入り「ザイン」で販売していた多段式警棒のビデオをみせる)
「よろしくお願いします」
防犯グッズ店員
「製造は台湾製ですね」
レ
「(ザインと同じような多段式警棒を)
こちらの店で売るとしたらいくらですか?」
防犯グッズ店員
「まぁ、この長さですと”5000円から6000円台”」
(同じような多段式警棒を商品棚から取り出し)
「長さもほぼ同じものですし、重さも450gっていうのは、このサイズと同じものですね」
レ
「この値段(ザイン価格4万5150円を)見てズバリ(どう思うか)?」
防犯グッズ店員
「まぁ・・・、普通(一般)の小売店では考えられない価格ですね」
レ
(骨董品店内にて「ザイン」で販売している像を取り出す)
「これ(エーゲ海の金波)を見て頂きたいのですが」
ナ
家の中心に置くだけでいさかいが減るという
”33万円のこの像(エーゲ海の金波)”はどうだろうか?
レ
「どうですか?33万円で販売しているんですけど」
骨董品店員
「ブロンズとして鑑定しますと、まぁ、作名もわからないし
”市場の小売で言ったら5〜6万円”ぐらいじゃないでしょうかね。
業者で取り引きされている値段は、もっと、もっと”かなり低い”
言ってもいいのかな・・・、えっと、”大体1万5000円”くらいだと思いますけど」
レ
「1万5000円!?ハァ・・・」
ナ
90年代末から「ザイン」は女性メンバーに対し”性の儀式”を行うようになり
SEX教団などと、メディアに取り上げられてもいる。
クーデターをとなえる一方で、物品販売や儀式をめぐっては元メンバーから強い批判の声が上がっている「ザイン」
軍帥(ぐんすい)を名乗る小島露観氏にインタビューを申し入れた
あなたはいったい何者で、
なにをしようとしているのか?
後編へ
−引用終了−