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「奴らがクアトロッキを殺した理由を知っているが、私は言えない」
マウリツィオ・アリアナ(元イラク人質、IBSSAセキュリティガード)
ファブリツィオ・クアトロッキ氏殺害事件の捜査を進めていたイタリア・
ジェノヴァ警察は、非公認対テロ武装組織DSSA(Dipartimento Studi Strategici
Antiterrorismo)の存在を突き止めた。
現在は消滅した同組織のインターネットサイトには
「対テロ戦略コンサルタント。冷戦時に北アフリカおよび中東で公的工作活動に
携わった経験を持つイスラムテロのエキスパート集団」 とあった。
ジェノヴァ警察は、311マドリッド駅舎爆破事件の直後に結成されたこの組織が、
治安・犯罪防止に関わる公務員の簒奪と、対テロ国内/国際公的組織からの資金横領の
疑いがあるとし、創設者のガエターノ・サヤ(Gaetano Saya)、
リッカルド・シンドーカ(Riccardo Sindoca)を在宅起訴、他25名に捜査令状を
発し、フィレンツェのアジト7箇所から武器・通信機・サバイバルキットなどを
押収した。
25名のうち12名が警察・治安機構に属する現役公務員であり、この事態を重く
みた同警察は、浸透しているとみられる”ダブル・エージェント”の割り出しも
同時に進めている。
04年4月、イラクで武装組織に拉致殺害された元ボディ・ガード マウリツィオ・
クアトロッキ氏は一時的に同組織に登録されていたが、ジェノバ警察機動隊長
ジュゼッペ・ゴラン(Giuseppe Gonan )は無関係とみており、クアトロッキ氏を
秘密情報局員に見せかけるための工作だったとみている。
ガエターノ・サヤ
1956年メッシーナ生まれ。18歳で地元治安組織に入隊。NATO秘密情報局ISPEG
(諜報、サボタージュ、プロパガンダ、ゲリラ活動)エージェントとして
グラディオ/ステイビハインド工作に関わる。
SISMIイタリア情報局を経て、私的メーソン結社および右派政治結社を設立。
Cavaliere dell'Ordre International de la Paix
02年より、UNFP(Unione Nazionale Forza di Polizia 警察官の組合)名誉会長。
*政治結社サイト上に、リチオ・ジェッリからの「貢献への感謝」カードが
掲載されている。
www.destranazionale.org/curriculum.html(写真)
参照記事 コリエレ・デッラ・セーラ
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2005/07_Luglio/01/saya.shtml
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2005/07_Luglio/01/dssa.shtml
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2005/07_Luglio/01/polizia.shtml