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クリスチャン・サイエンス(明治40年アメリカより上陸)ニューソート
http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/612.html
投稿者 へなちょこ 日時 2005 年 5 月 31 日 13:33:06: Ll6.QZOjNOr.w

(回答先: ジョセフ・マーフィーの真実 元イエズス会の会員!「ニューソート?」 投稿者 へなちょこ 日時 2005 年 5 月 31 日 13:27:01)

ttp://park8.wakwak.com/~kasa/Religion/christianscience.html
正式団体名 宗教法人 東京第一科学者キリスト教会
("Christian Science" or "Church of Christ, Scientist") 立教 1879年
開祖・教祖 メリー・ベーカー・エディ(Mary Baker Eddy) 現指導者
聖典・教典 "Science and Health with Key to the Scriptures"(科学と健康-付聖書の鍵) 本拠地(聖地) 米国:マサチューセッツ州ボストン市
日本:東京都渋谷区神宮前5-6-3(1954年法人登記)
崇拝対象 イエス・キリスト 信徒数概算 不明(非公開)
関連企業 The Christian Science Monitor 関連サイト The Mary Baker Eddy Library
教団の特色
クリスチャン・サイエンス(日本語訳は科学者キリスト教会≠ワたはキリスト教科学=jは聖書原理主義に基づく新興のキリスト系教団です。教義は独自の聖書解釈と心霊主義(スピリチュアリズム。日本語では心霊科学ともいう)をミックスした体裁となっており、つまりこれは教団名そのまま(クリスチャン+サイエンス)です。
霊的な癒し(スピリチュアリズム・ヒーリング)によって病気は平癒するという教えから、医学・薬学を否定する立場をとります。徴兵などの法的義務には従うそうです。

クリスチャン・サイエンスの創立には、19世紀に盛んになったニューソート(New Thought:新思想)運動が深く関わっています。ニューソート運動とはつまりキリスト教の新解釈が次々と生み出された当時の社会現象で、その創始者と見られているのがフィニアス・P・クィンビー(Phineas P. Quimby)という人物です。クィンビーは重い病気を催眠術と暗示療法で癒された経験がもとになり、やがて「病は気から」を地で信じるようになりました。
つまり病は全て悪い信念から生じるものであるから、心のゆがみを治せば肉体の不調も治るという思想です。これはイエス・キリストが行った治療と同一であり、イエスが説いた「科学」だというのです。クィンビーはそのキリスト科学を再発見したと主張しました。

クリスチャン・サイエンスの創始者であるメリー・ベーカー・エディ(1812-1910)は生まれつき病弱で、クィンビーの暗示療法を受けた経験をもちます。のちに事故にあい重い障害を負いますが、イエス・キリストによる癒しについて聖書を独自に研究し、それによって重い障害を克服したといいます。この奇跡の経験がきっかけとなりクリスチャン・サイエンスを設立したということですが、立教のエピソードはともかくとして、クィンビーの思想を深くひきづっています。

日本では「生長の家」の谷口雅春がクリスチャン・サイエンスの出版物を積極的に翻訳し、ニューソートを「光明思想」として日本に紹介しました。谷口は新興教団「大本」の幹部でした(大本では霊の存在を重視する)。大本を去ったあと、同じく大本の幹部を辞めた浅野和三郎が創設した「心霊科学研究会」の下で働いており、このとき心霊研究の立場からニューソートの思想に触れ、影響を受けたといわれています。
生長の家ではすべての宗教の神は名前は違っても同一であり、宇宙創造神唯一人としています(万教帰一)ので、他宗派の教えに関しては寛容です。なお米国では生長の家はニューソートの一派として認識されているそうです。

教団の発祥
宗教情報リサーチセンターより:東京第一科学者キリスト教会の沿革

Christian Science(クリスチャン・サイエンスと発音する。日本語訳はキリスト教科学)の宗教としての権威は聖書に基づき、その教えは Christian Science の発見者・創始者であるメリー・ベーカー・エディの著書"Science and Health with Key to the Scriptures"(『科学と健康ー付聖書の鍵』)によって明らかにされています。Christian Scienceは、キリスト・イエスの弟子として生きることにより経験する神の力を通して、罪ばかりでなく肉体の病気も癒されるというキリスト・イエスの教えに従っています。科学者キリスト教会は、1879(明治12)年に、エディ夫人とその初期の生徒が、「師イエスの言葉と業を記念するために立案された教会を組織し、この教会は原始キリスト教とその失われた癒しの要素を復帰させる」ことを決議し、創立されました。
エディ夫人は、聖書を研究し、神の性質と存在を理解する上で助けになる7つの同意語を用いて神を表現しました。それらは、心、魂、霊、原理、生命、真理、そして愛です。エディ夫人はまた、霊的癒し(スピリチュアル・ヒーリング)の法則を発見したと述べています。この法則は、イエスやその弟子たちが実際に用いたものであり、聖書の道徳的教えに従い、信仰と従順な心を持って神に向かう人々は、今日でもなおこの法則に従い癒しを実践することができます。
母教会・米国マサチューセッツ州ボストン市所在 The First Church of Christ, Scientist(第一科学者キリスト教会)と、独立して民主的に運営されている支教会は、その教えを守る人々の多くが、それぞれの健康、家庭の平和、そして、道徳的強さを取り戻すなどの癒しを実際に経験することにより、成長してゆきました。今日では全世界79ヶ国に、約2050の支教会が存在しています。日本においては、1907(明治40)年にアメリカ人による Christian Science の礼拝が横浜で始まり、1920(大正9)年に東京でも開始されました。日本の Christian Science の教会は、1940(昭和15)年、戦時体制に入る前に解散しましたが、戦後1946(昭和21)年には、京都で米軍による礼拝がグループとして始まり、1947(昭和22)年には、東京の教会が再び設立されました。今日では、京都は小教会として英語による日曜礼拝と水曜集会を開いており、東京では、日・英両カ国語で日曜礼拝と水曜教会が行われています。教会の日本語出版物には、『科学と健康』、『母教会の規範』、また二つの季刊紙「Christian Scienceさきがけ」と「Christian Scienceクォータリー聖書教課」などがあります。なお The Christian Science Publishing Society(キリスト教科学出版協会)が発行している The Christian Science Monitor(クリスチャン・サイエンス モニター紙)は、国際新聞として高い評価を受けています。教会の国際短波放送のニュース番組や宗教番組は世界各地で聴くことができます。

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