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(回答先: バチカン・ラツィンガー新法王とブッシュ一族の臭い関係(スイスの幽霊財団・イラク戦争関連で大儲け 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2005 年 5 月 24 日 16:40:23)
資金洗浄の本拠地、バチカン銀行(写真は鉄腕ロボット「ラツィンガーZ!」)
ジャック・どんどんさん、すばらしい情報ありがとうございます。「新潮45」の6月号ですね。こっちじゃ買えませんが日本にいる親戚にでも頼んで買っておいてもらうことにしましょう。
バチカン銀行はIOR(Instituto per le Opere di Religioni:イタリア語ですが、たぶん「信仰の実践協会」とでも訳せると思います)が正式名で、機能としては通常の銀行と変わらない上に、課税も受けず他所からの干渉を受けない、という、裏金操作にはもってこいの場所です。
少し前ですが、レッ・ボルテール(スペイン語版)に次のような記事がありましたので、一部だけ訳してみます。
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http://www.redvoltaire.net/article92.html
2002年 2月
『バチカン銀行は、資金洗浄で使われる世界10傑に入っている』
JONATHAN LEVY* , THOMAS DEWEY EASTON*
バチカン銀行は投資と資金洗浄で最も良く利用される世界10傑に入っている。国際的に良く知られた情報筋によると、バチカンはイタリアの汚い資金550億ドル(約6兆円)以上にとって最大の送り先になっており、世界の汚いカネの洗浄で、バハマやスイス、リヒテンシュタインなどの法制的な天国を抜いて、世界で8番目の資金洗浄の場となっている。
細菌の英国「ロンドン・テレグラフ(London Telegraph)」と「インサイド・フラウド・ビューレティン(Inside Fraud Bulletin)の調査によると、バチカン市国は、ナウル、マカオやモーリシャス諸島などの法制上の天国と並んで、世界最大級の"cut out"の国となっている。"cut out"の国というのは、銀行の秘密に関する規定が、預金されたり蓄えられたりする資金の出所に関するあらゆる追跡と調査を不可能にする国である。
【後略】
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この記事は2002年と少々古いのですが、著者であるJONATHAN LEVYと THOMAS DEWEY EASTONはロス・アンジェルスで第2次大戦中のクロアチアでバチカンの全面協力を受けた親ナチス政権によって行われた犯罪を追及しているグループの人間です。
また上記のような次第ですから、バチカンに出入りする資金の量や出所や行き先をつかむ作業は容易ではなく、ある程度「うさわ」に頼るしかないような状態です。(記事中の「世界8位」は低いんじゃないか、と思いますが、つかめていない部分が多すぎるのかもしれません。)
ブッシュ家との関係にしても、現大統領のじいさん、プレスコットあたりがロックフェラーやハリマンなどと組んでナチを盛大に支援し、そのナチはバチカンに多額の「教会税」を渡し、バチカンはイタリア企業とマフィアだけでなくロスチャイルドを通して欧米の多くの企業にカネを回して、米国とナチに還流させていたわけですから、もうその辺はズブズブ・ドロドロの関係ですね。そんな腐れ縁は強化されることはあってもなくなることなどありえず、粘り強くウオッチャーを続けている専門家なら尻尾をつかめるでしょう。
さらに「保守派」のラツィンガーが米国のカトリックを動員して、堕胎やホモの結婚などに対する反対を掲げるブッシュの支持率を高めるために、最大限の協力を惜しまなかったことは言うまでも無いでしょう。あの男(前任者ヴォイティーワもそうですが)の「保守的カトリック」がいかにマヤカシであるのか、は、一方でエキュメニカルを進めブッシュの支持基盤である「プロテスタント原理主義」やシオニスト、そして「イスラム穏健派」を取り込んでいくバチカンの政策の先頭に立ってきたことを見ても明らかでしょう。その奥にはバチカン銀行を通してズブズブ・ドロドロのゼニの絡みがある、ということです。
表面しか知ろうとしない人の良い人々は普段は無関係でも、彼らが裏で絡む戦争とか「テロ」とかに何も知らずに巻き込まれて、またまた表面的な情報だけで大騒ぎする、というわけです。このあたりの実際的な関係抜きで「宗教・哲学論争」などやってみても無意味でしょうね。ヨハネ・パウロ2世がイラク戦争に反対した、などという茶番劇をまともに信じ込ませようとする嘘と悪意の塊のようなマスコミと、それをすっかり信じ込むお人好しがいかに多いかを見ていると、こっちとしては笑いたくてしょうがない。
新潮の記事は、日本に一時帰国でもした際にでも手に入れて、楽しく読んでみましょう。