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(回答先: 「ゼロ・ポイントフィールド」について、「科学」と「擬似科学」について 投稿者 風のように 日時 2005 年 5 月 25 日 16:05:44)
こういった方面には無知だが、関連した話で思い出したことがあるので、参考になるかどうか分からないが記してみる。
最新の認知科学では、記憶や意識は脳から漏れ出ており、それは本人の肉体や環境にまで広がっているのだそうである。たとえば以下のような仮説がある。
前後不覚に酔っ払って、どうやって家へたどり着いたかまったく記憶がないのに、翌朝きちんと自宅のベッドで目を覚ましたという経験は、多くの飲んべえが持っているだろう。前後不覚、即ちほとんど無意識状態で、なぜ帰宅できたのだろうか。それは、周囲の事物が、意識あるいは記憶を本人と共有し、たとえば駅の標識とか、曲がり角にある教会の建物とか、自宅近くの大木とかが一種の案内役を務めて本人を家まで誘導したのであるという。
人間の内部と外部は連続しており、脳と環境はループのようにインテグレイトされて認知システムを形成しているというのである。
記憶は確かではないが、下條信輔著の『意識とは何か』に書いてあったと思う。あるいは同じ著者の『サブリミナルマインド』だったかもしれない。
以上。
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