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(回答先: ベトナム戦争終結30周年に思う 投稿者 ゴジラズワイフ 日時 2005 年 5 月 02 日 16:53:41)
私が成長した1960年代は、日本は高度成長の途上にあり、米国はその文化の絶頂期にあった頃であった。その一方、米国はベトナムに介入し、1970年代の後半に至って、遂にサイゴン陥落を迎える。
ベトナム戦争を主題にした映画は多数あって、「ディアハンター」、「プラトーン」など私が傑作と思う映画もあるが、その先駆けとなったのが、コッポラの「地獄の黙示録」である。大御所の映画とあって、公開当初に観たが、当時の噂に違わず、難解かつ幾分退屈な代物で、巨匠の映画とはこういうものかと、半ば呆れた部分もあったが、再編集された「地獄の黙示録(完全版)」は傑作の部類に入れてよいであろう。
http://www.apocalypse.jp/message.htmlには、コッポラがこの映画に托した想い* が書かれているが、阿修羅読者にこの映画をお薦めする。
* 曰く、「たいていの戦争映画は反戦映画なのだ。しかし、私のこの映画は、反戦映画以上のものーー「反 ”嘘” 映画」だと信じている。」「それを分明はウソで塗り固め、一つのモラルとして提示する。」「この新しく、完全で、決定的な新バージョンは、モラルのない世界にあって、モラルに従って振舞うことを期待されたすべての少年や少女、若者たちに、私が持ったこの考え方を伝えるために製作した。」
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