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(回答先: ??? 投稿者 外野 日時 2005 年 5 月 01 日 05:38:53)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050430-00000103-yom-soci
閉鎖中の羽田滑走路に日航機着陸、管制官が誤指示0430
29日午後9時40分ごろ、東京・羽田空港で、帯広発の日本航空1158便(エアバスA300型機、乗員・乗客51人)が、補修工事のため閉鎖中の滑走路に誤って着陸した。
また、この2分後、札幌発の日航1036便(ボーイング777型機、乗員・乗客161人)も閉鎖中の滑走路に向けて最終着陸態勢に入っていたが、管制官が気づいて急きょ着陸をやり直した。当時、滑走路上には工事車両などがなかったため、けが人などはなかった。
同空港事務所によると、当時、管制を担当していた管制官チームの18人全員が滑走路閉鎖をうっかり忘れ、担当管制官が着陸許可を出したのが原因。一歩間違えば、飛行機と工事車両が滑走路上で接触するなど、重大事故にもつながりかねない深刻なミスで、国土交通省は航空法の「重大インシデント」に該当すると認定、同省航空・鉄道事故調査委員会は調査官3人を派遣し調査を始めた。
また国交省は、ミスを起こした管制官チーム全員を業務から外し、再研修を行う。
羽田空港にはA、B、Cの3本の滑走路がある。同空港事務所によると、このうちA滑走路は、滑走路灯工事のため4月6日から水、木、金曜の週3日、午後9時30分から翌朝7時まで閉鎖し、離着陸には並行するC滑走路を使うことになっていた。
ところが29日夜、空港の管制塔で管制にあたっていた管制官チームは、A滑走路の着陸担当者3人を含む全員が滑走路閉鎖の事実を忘れていた。このため閉鎖後に最初に到着した1158便と2番目の1036便に着陸許可を出してしまったという。
1158便が着陸した時は、すでに工事開始予定時刻となっていたが、工事車両などが滑走路上に出ていなかったため、接触事故などを免れた。
その後1036便にも誤って着陸許可を出したが、午後10時からの交代要員で待機していた別の管制官チームが気づき、あわてて着陸やり直しを指示。同便は急きょ空港上空で旋回し、C滑走路に着陸した。
A滑走路の補修に伴う一時閉鎖については、事前に日航を含む各航空会社にも伝えられており、日航機の操縦士も知っていた。しかし航空法上、操縦士は、離着陸について管制官の指示に従う義務がある。
過去の管制ミスとしては、静岡県焼津市上空で2001年、上昇中と巡航中の日航機の便名を管制官が取り違えて指示、両機がニアミスし、衝突を避けようとした便の乗員・乗客57人が重軽傷を負った事故があり、管制官ら2人が業務上過失傷害罪で起訴され、一審公判中。
◆重大インシデント=航空機の墜落など事故(アクシデント)に準じるトラブルで、運航の安全に影響を及ぼす事態を「インシデント」といい、そのうち重大なものは2000年の改正航空法施行で国への報告が義務付けられた。
(読売新聞) - 4月30日14時48分更新
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