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(回答先: ゆっくり批判検討するために=「歴史認識が争われる時代」秦郁彦 投稿者 木田貴常 日時 2005 年 3 月 14 日 22:39:25)
故佐藤栄作首相が、これまた故人のケネディ大統領を訪問したときの事。
日米首脳会談は以前から予定されていたのだったが、丁度キューバ危機の真っ最中で、
大統領には日本とチンタラ首脳会談などやってる余裕は無かった。
お見舞い程度に15分も話が出来れば良い方だと誰もが予想し、事実そうなったが、
帰ろうとドアに立った佐藤首相は、ふと振り返り、
「大統領閣下はシュバイツェルン(シュバイツァー)をご存知ですか?」
と尋ねた。
「もちろん知っている」
「・・・彼はこんな事を言っていますよ。
”戦さに勝ちし国は敗れし国に対して喪を弔う態度をとるべきである”と」
戦勝国の代表であるあなたが、敗戦国の代表である私に対してとった態度は何なのか。
ブッシュ大統領なら無視しただろう。
だが、言葉の意味を悟ったケネディ大統領はすぐに頭を切り替え、15分のお見舞いが
延々3時間の会談に発展した。
上記のシュバイツァーの言葉は彼自身のオリジナルではない。
中国の思想家である老子の言葉を、日本が降伏したニュースを聞いた日の日記にシュバ
イツァーが書き写したものだ。
同じ言葉を中国政府の指導者達に投げかけてみたら、彼らはどんな反応をするだろう。
ケネディ大統領と同じ態度がとれるだろうか。
一度やってみたいね。
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