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アチェにおける救助と鎮圧
インド洋への米軍の圧倒的な展開は、単に津波の犠牲者の救援のみならず、混乱を利用してアチェの戦闘に火をつけることをも狙っている。地震と津波の被害がもっともひどかったこのスマトラ北部は、ほぼ30年にわたる半永久的な反乱地帯である。現在すでにインドネシア国軍は、米国の海空グループに支えられて、人民を救助する前に反乱を根絶する意図を正式に言明した。世界の新聞は沈黙している。
大軍による国際的支援を、歴史的な人道支援などと信じるのは非常にナイーブだ。
米地上軍がタイに派遣され、ベトナム戦争当時の米軍基地が再武装された。そのため短期間に、イラクから休暇中の兵隊を集めねばならなかった。
特に米海軍はスマトラ北部、アチェ地域の大部分に集中し、リンカーンとリチャードの2隻の空母と戦闘員を配置した。かつて米国の駐インドネシア大使だったポール・ウォルフォヴィッツ国防副長官にとっては、現在の状況はアチェ解放運動(Gerakan Aceh Merdeka – GAM)に決着をつけ、インドネシア国軍を手中に納める好機を提供している。
(中略)
かつて反乱軍の妨害によって撤退を余儀なくされたエクソン・モビルの開拓は、委譲された土地の支配権を再び獲得するチャンスに恵まれている。
(以下略)
http://www.reseauvoltaire.net/article.php3?id_article=15915&acte=1105554896