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(回答先: Re: 日中接近を嫌う勢力が動き出している 投稿者 外野 日時 2005 年 1 月 02 日 09:18:04)
外野さん、はじめまして。興味深い記事ありがとうございます。
2005年は、常識で考えることの重要性がますます高まる年になると思います。
役人の汚職は行けない。
役人の無駄使いはもっといけない。
政府や政治家は、日本国民の安全と財産を守ることを第一義に考えなければならない。
日本はどこの国の属国でもないし、そうなることを望まない。
日本国民は、自分たちの未来を、自分たちの手で決定する権利がある。
こうしたことは、ごく普通の常識と思います。
危惧すべきは、日本がいまやこうした常識が通じない国になっていることです。
さて、日中問題についての浅井氏のコメントですが、大いに参考になりました。
当面は台湾の独立問題と、日本の保守タカ派勢力の動向ということになりそうですね。
常識で考えるなら、台湾独立問題は、台湾および中国の問題であり、日本が口出しすべき問題ではないということになります。
中台が一触即発状態になったとしても、日本としては中立を維持すべきでしょう。
それだけなら、日中戦争など起こるはずがない。
問題は、アメリカの動向で、対米従属外交を続ける日本にとっても大問題となります。
しかし、ここも常識で考えるなら、親台ロビーが圧倒的に多く、台湾マネーが飛び交っているとしても、それだけで米中開戦となるかどうか。
もしそうなるなら、中国は、台湾、日本、韓国を相手にしなければならなくなります。
いかに、浅井氏が「中国のナショナリズムは本物です」といっても、中国人は一方でアメリカなど足元にも及ばない合理主義者ですから、それだけのリスクに打って出るかどうか。
ただ、キューバ危機のような、米中にらみ合いの緊迫状態が出現する可能性はあると思います。
その時、日本は筒井順慶を決め込むことができるかどうか。
それとも、アメリカの使いっ走りとしてかけまわり、国際的信用度を一気に凋落させるか。
ここでも、常識は、日本はそのような愚かな選択しないだろうと告げています。
もちろん、そのためには、浅井氏が記しているように、アメリカの属国として戦争する国に反対する「国民の多数派を作り上げることが焦眉の課題」であると思います。
小生自身は、日本人の大多数は、まだアメリカ人や保守タカ派にだまされるほどお人好しでも愚鈍でもないと思っています。