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□★□ 天木直人 12月31日 メディア裏読み □
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◆「分祀はありえない」という靖国神社宮司の言葉
◆愛知万博のPRに出演する小泉首相
◆「弾道ミサイルから身を守れ」というパンフレット
◆ ここまで汚染されたこの国の為政者のモラルハザード
◆ 天下りがこの国を滅ぼす
◆ 大平直也君、高遠菜穂子さんに勇気づけられて
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12月31日―マスメディアの裏を読む
日本を離れたり国内各地を飛び回ったりしてメディアの裏読みを書く時間がなかった。そして再び書き始めようと思った時に書く気力が弱まっている自分に気がついた。一つには面白い記事が年末に見当たらないということがある。何を書いても日本の政治や世の中は変わらないという虚しさもある。しかしやはり最大の理由は、書き続けるということは大変なエネルギーが要るという事に気づいたからだ。
何の為にそのエネルギーを持ち続けてこられたのか。いつまでそのエネルギーを持ち続けられるのか。そう自問しながら今年最後のメディアの裏読みを書いた。書き終えて、来年も体力と気力が続く限り書き続けることにした。その根源は怒りだ。来年こそ庶民の怒りが爆発しそうな気がする。それほど酷い一年であった。
小泉首相の「ごまかし政治」のツケは来年こそ一気に表面化する。その混乱の中から新たな日本が蘇生することを期待したい。
◇◆「分祀はありえない」という靖国神社宮司の言葉◆◇
12月30日の毎日新聞に南部利昭(69)という宮司のインタビュー記事が紹介されていた。今年9月に靖国神社の第9代宮司に就任したという。明治維新で「賊軍」とされた旧盛岡藩・南部家の第45代当主で、広告代理店電通に23年間勤務した人物である。サラリーマンでも宮司が務まるのか。そもそも宮司の仕事とは何か。
靖国神社はいまや一宗教法人である。だからその宮司の行動の自由、言論の自由は民主憲法で保障されている。しかし日中間の最大の外交課題である日本の首相の靖国神社参拝問題について、一私人がここまで新聞紙上で言うか。たいした男である。
戦後世代が殆どになった今の日本人は、靖国神社の歴史、東京裁判、72年の「日中国交正常化」の際の