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非公式情報 第140号 2004/12/26
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緊迫する朝鮮半島とネオコン
By StrangeLove
このところ、朝鮮の金正日体制の崩壊が近いのではないかとする噂が流れている。その背景にはホワイトハウスの動向がある。
何度も書いているように、アメリカではエリートの本流とネオコン/キリスト教原理主義連合の対立が決定的になり、ホワイトハウスはネオコン色が濃くなっている。本流に属し、ネオコン派との橋渡し役だったアーミテージがブッシュ政権から去ることは象徴的な出来事だ。
ネオコンは1992年当時からイラクやシリア以上に東アジアの制圧を重要視していた。潜在的ライバルと見ていたのだ。その中核になる可能性が高い国は中国と日本。両国が経済的に成長、アメリカから自立することは決して許すことはできないと彼らは考えた。両国の接近をアメリカのエリート、特にネオコンは警戒しているはずだ。日中友好派の田中眞紀子が攻撃され、小泉純一郎がアジア諸国の神経を逆撫でする靖国神社参拝にこだわる背景はここにあるのではなかろうか?中国もホワイトハウスのこうした動きを十分、理解しているはずだ。
アメリカが東アジアを制圧するためには拠点が必要だ。言うまでもなく、その拠点は日本以外にない。米軍再編や改憲問題、公安警察の取締強化の根もアメリカ政府の政策と深く結びついている。日本をネオコンの拠点にするためには日本を乗取る必要があるのだが、そこでネオコンは日本を「倒産」させようとしているようだ。
さて、朝鮮はネオコンの東アジア制圧作戦の発火点になる可能性が高い。1980年代にイスラエル経由で武器を中東に売却、1990年代にはネオコンと関係が深い統一協会から大量の資金が朝鮮に流入していた。朝鮮は単純な反米国家ではない。おそらく、内部には親米派、親ネオコン派が存在している。
今年4月、朝鮮のリョンチョンで貨物列車が大爆発して多数の犠牲者を出したことを覚えている人も多いだろう。「公式見解」は事故ということになっているが、何らかの破壊工作を疑う人も少なくない。
爆発の2週間前、インターネットのイスラエル系サイトで北京訪問の際の金正日暗殺が話題になっていた。爆発の際にシリアの技術者が死亡したとする報道が日本ではあったが、この情報が正しいならば、なおさらイスラエル系サイトの話題は気になるところである。
日本で盛り上がっている経済制裁の動きにアーミテージがブレーキをかけたというが、当然だろう。朝鮮半島は非常に緊迫している。