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平和な国が、知らない間に「戦争ができる国」になってゆく――。こんな物語をおとぎ話風につづる話題の絵本「戦争のつくりかた」の朗読と語り合いの集いが18日、瀬戸市と名古屋市守山区の2会場で開かれる。
絵本は、米同時テロを機に平和や政治に関心を持ち始めた女性会社員らが、メールをやりとりしてまとめた。口コミで増刷を重ね、絵本を無料公開するホームページ(http://www.ribbon-project.jp)も人気だ。
「なんかへんだな、と思っても、『どうして?』と聞けません。聞けるような感じじゃありません」という間に、国のきまりは少しずつ変わってゆく。市民の事なかれ主義がたやすく軍国化を招く物語は、多くの国で起こっている日常だ。集いでは「茶色の犬や猫しかペットにしてはいけない」という法律をきっかけに、国全体がファシズムに染まっていくというフランスのベストセラー絵本「茶色の朝」を合わせて読む。平和団体「第9条の会」の女性会員らでつくる「憲法改悪を許さない女たちの会」の主催で、当日は絵本作りにかかわった地元の女性たちが講師を務める。
瀬戸会場は18日午後1〜3時、瀬戸市西茨町の市文化センター。守山会場は同6時半〜8時、名古屋市守山区大森1のドームハウス駒。いずれも参加費500円(18歳以下無料)。問い合わせは同会の都築さん(052・798・0525)。【山田大輔】
12月18日朝刊 (毎日新聞) - 12月18日16時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041218-00000106-mailo-l23
有事関連法をテーマに反戦を訴える絵本「戦争のつくりかた」を朗読する集いが18日、守山区と瀬戸市で開かれる。憲法改正に反対する地元の主婦らが初めて企画。「若いお母さんたちが今の日本の現実を考えるきっかけになってほしい」と呼び掛けている。 (関口 威人)
主催するのは、同区弁天が丘の川合紀子さん(64)ら主婦五人を中心とするグループ。今年八月、メンバーの自宅で開いたホームコンサートで、出演者がこの絵本を紹介したことをきっかけに「日本は危ない方向に進んでいる。黙ってはいられない」と意気投合。「憲法改悪を許さない女たちの会」として活動を始めた。
絵本は今年六月に成立した有事関連法や自衛隊法などを分かりやすい文章と絵で表現し、日本が戦争の当事者となる危険性を訴える。市民がインターネットを通じてつくり、書籍化もされて各地で評判を呼んでいる。
集いでは絵本の朗読のほか、絵本づくりに参加した豊田市の阪野信子さんと三重県四日市市の渡瀬釉子さんが体験談を語る。川合さんは「夫や孫を戦場に送り出さないため、自分たちに何ができるかを考えたい。地域の身近な場所に集まることで、小さな一歩を踏み出す機会になれば」と話している。
十八日は午後一時から瀬戸市文化センター第十二会議室で、午後六時半からは守山区大森一のドームハウス駒で。参加費五百円、十八歳以下は無料。問い合わせは川合さん=電(798)2789=へ。
http://www.chunichi-tokai.co.jp/00/ach/20041217/lcl_____ach_____010.shtml