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(回答先: 3.11担当判事、爆破事件はスペインのイラク戦争加担によるものと断定(エル・ムンドより) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 12 月 22 日 07:37:35)
3.11列車内への爆弾持込:今頃になって複数の目撃者の証言??(ABCより)
12月21日付のスペインの日刊紙ABC(電子版)は、3月13日に逮捕されたジャマル・ゾウガムが爆薬の入ったカバンを列車内に運び込んだところを、複数の人が目撃した、と報道しています。
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http://www.abc.es/abc/pg041221/actualidad/nacional/terrorismo/200412/21/testigos.asp
『数々の目撃者が、ゾウガムが列車内にカバンを置いていった、と明言』(ABC:12月21日)
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この事件の捜査はブラックユーモアの連続なのです。今の今まで、大きなカバンを十数個も、通勤ラッシュで超満員の列車内に持ち込んでいる場面の目撃者は、「大きなカバンを持っている人がいた」という一人の女性の極めてあいまいな証言以外は、全く無かったうえに、各駅の監視カメラにそれらしき姿が映っていた、などという発表すらも皆無だったわけです。ところがどっこい、9ヶ月以上も過ぎた今になって、しかもジャマル・ゾウガムである、と断定する目撃者の証言が続出している、という、これまた面白い話がでてきました。
この新聞記事の内容は以下の通りです。
「目撃者によると、ゾウガムは黒っぽいダッフルコートを着て、座席の下にカバンを置き去りにして去った、列車から出て行く前に横に座っていた人を左手で殴った。ゾウガム自身は、フアン・デル・オルモ判事の取調べに、列車には乗っていなかった、車を持っているので列車に乗ることは無い、事件当日は10時ごろ起きて母親と爆破事件について話をしたあと仕事に出かけた、と全面的に否定している。」
ところがABCの記事には、少なくとも電子版を読む限りでは、この「目撃証人」の話が警察筋なのか判事局筋なのか、それともこの新聞の独自調査なのか、全く書かれていませんし、同内容の報道は他の新聞では見当たりません。
そもそもこのABCという新聞はとにかく胡散臭い新聞で、2004年1月にはカタルーニャ州で社労党と連立政権を組むカタルーニャ左翼共和党のルビラ党首が、南フランスでETAと密会した、というすっぱ抜き報道をしたのですが、この新聞の編集長が中央情報局の職員と兄弟で、そちらの筋からのリークらしいのです。たぶん今回の「目撃者」の話も、捜査当局を裏で取り仕切るどこかからの指示でしょう。
ジャマル・ゾウガムは、3.11事件で使用されたと言われる「携帯電話起爆装置付き爆弾」にあった携帯電話カードが彼のものだった、ということから、事件の2日後に電話カード偽造・密売をしていたインド人などと共に逮捕されたのですが、ゾウガムはそのカードが自分のものであることも強く否定しています。
だいたい、あれほどの事件を起こして2日も現場付近の自宅に住み続けて逮捕を待っているテロリストがいる、と想像する方が頭がおかしいのですが、今のスペインでは誰も疑わない、と言うよりも、司法当局やマスコミはもちろんですが、サパテロを支持する左翼、反戦活動家、平和活動家どもが疑うことを許さないのです。こいつらは現代のスターリニストでしょう。ヒョットコ踊りを踊って政権から転落したアスナールの方がよっぽど可愛げがある!!