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3.11担当判事、爆破事件はスペインのイラク戦争加担によるものと断定(エル・ムンドより)
12月21日付のエル・ムンド紙(電子版)は、3.11事件担当判事フアン・デル・オルモが、この爆破事件がスペインのイラク戦争への参加に関連して引き起こされた、と結論付けたことを報道しています。
先日の証人喚問で前首相のアスナールは「3.11事件はイラク戦争とは無関係であり、政権奪取を狙ったスペイン国内の勢力によるものである」と断言したわけですが、このオッサン、ますます世間に顔見世ができなくなってくるようです。もっとも、どうやら知って「ピエロ役」を買って出ている様子もありますので、案外平気かもしれませんが。
それにしても検事局が「イラク戦争加担が原因のイスラム・テロ」という筋書きを裏書したわけで、それ以外の議論を封じ込めてしまおうとする意図は見え見えです。以下、簡単な内容紹介だけにします。
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http://www.elmundo.es/elmundo/2004/12/21/espana/1103654973.html
『デル・オルモは、3.11がイラク戦争へのスペインの姿勢に関係したと結論付ける』
大法院判事フアン・デル・オルモは、先週の金曜日にカナリア諸島で逮捕されたモロッコイスラム戦士グループ(GICM)の欧州におけるリーダーであるハッサン・エル・ハスキを取り調べ、収監命令を出したが、3.11事件はスペインのイラク戦争への参加との関連で起こった、と結論付けた。
デル・オルモによるとハスキは3.11の立案と準備に携わった。最近フランスで逮捕されたGICMもメンバーは、エル・ハスキは3.11を事前に知っていたと供述した。デル・オルモは、「エジプト人モハメド」とハッサン・エル・ハスキは知り合いであり、一緒に3.11の直後に姿を消した。
判事はさらに、アブ・ダーダーに率いられたアルカイダ・スペイン細胞のメンバーがこの事件に参加した、とし、イラク戦争に関連してスペインを攻撃することが目的であったと結論付けた。またレガネス市で死亡した「エル・チュネシノ」が実行の手段を選び、「エル・チノ」が多くのグループと談合して爆発物を準備した、とした。
またバルタサル・ガルソンは、エル・ハスキが2003年5月に起きたカサブランカのスペイン館爆破事件に関与した、と見ている。