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□朝鮮半島におけるアメリカ軍の動き [IRIBラジオ日本語ニュース 解説から]
http://www.irib.ir/Worldservice/japaneseRADIO/news.sat.htm#kaisetu
朝鮮半島におけるアメリカ軍の動き
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中国、韓国など東アジア諸国が、6カ国協議開催に向けて努力している中で、朝鮮半島におけるアメリカ軍の動きに対する懸念が高まり、この北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の開催を危うくしています。
朝鮮中央通信社は、アメリカの偵察機がここ数ヶ月間、同国の領空を侵犯し、スパイ行為を行ったと伝えました。北朝鮮は、アメリカ軍が今年1年間に、全部で2100回の偵察飛行を同国上空で行ったとしています。U-2などによる偵察飛行と時を同じくして、18日土曜、アメリカ高官は、韓国のクワンジュにおけるパトリオット3の新型ミサイル防衛システムの設置を明らかにしました。このミサイルの設置は、朝鮮半島におけるアメリカ軍の増強を目的とした110億ドルの計画の枠内で採られた措置であり、アメリカが協議を通して北朝鮮の核問題を解決すると主張してきたことに矛盾します。北朝鮮は、これまで何度も韓国や日本などにおけるアメリカ軍の措置に反発しており、こうした動きを北朝鮮に攻撃を加えるための土台作りだとして非難しています。
アナリストは、アメリカが実際、協議という平和的な手段で北朝鮮問題を解決するつもりがないと見ています。というのは、話し合いによってこの問題を解決することになれば、東アジアにおけるアメリカ軍の駐留を疑問視させ、東アジア諸国の治安や経済の協調を加速させることになるからです。こうした流れは、地域におけるアメリカの覇権主義的な政策と対立するものであることから、アメリカ政府は東アジアを軍事化し、北朝鮮問題をあおることで、経済や治安の影響力を広げようとしています。