現在地 HOME > 掲示板 > 戦争64 > 751.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
「武装闘争は誤り」 アッバスPLO議長が明言
パレスチナ解放機構(PLO)のアッバス議長は、14日付のアラビア語紙シャルクルアウサトに掲載されたインタビューで、イスラエルに対する武装闘争を誤りだったと明言し、軍事手段によらない解放闘争の必要性を訴えた。
議長はインタビューで「武器を使うことは有害であり、止めなければならない」と述べた。
アッバス議長はアラファト自治政府議長の最有力後継者。もともとテロには否定的な立場だが、アラファト氏の死去後、武装闘争を明確に否定したのは初めて。闘争の脱軍事化を目指す施政方針の表明といえる。
アラファト氏死去後の内紛を避けるためとして、これまでアッバス議長に協力する姿勢を見せてきた過激派からは「パレスチナ民衆の総意に反する発言だ」(ハマスのアブズフリ氏)などの反発が上がっている。
占領に対する民衆蜂起として00年秋に始まった第2次インティファーダは、ほどなく過激派が主導権を握り、自爆テロが主な闘争手段となった。「対テロ作戦」を掲げるイスラエル軍の攻撃によって、これまでに3000人を超えるパレスチナ人が死亡したが、占領を終結させるなどの具体的な成果は上がっていない。
今月初頭に行われた世論調査では、対イスラエル武装闘争を否定するパレスチナ人が51.8%で、肯定派の41.1%を上回った。 (12/15 10:08)
http://www.asahi.com/international/update/1215/001.html