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(回答先: 自衛隊イラク派遣の差し止め求め国提訴 仙台の写真家ら (河北新報) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 12 月 09 日 23:16:10)
◇仙台地裁で慰謝料請求も
自衛隊のイラク派遣は平和憲法に違反するとして、宮城学院大の山形孝夫元学長(72)ら3人が8日、国に派遣差し止めと1人100万円の慰謝料支払いを求める訴訟を仙台地裁に起こした。県内の弁護士の約半数に当たる101人が弁護団を結成して訴訟を支える。勅使河原安夫・弁護団長は「軍国の歴史を突き進んだ過去の反省の意味を込め、太平洋戦争開戦日の8日を提訴日に選んだ」と話した。【赤間清広】
◇太平洋戦争開戦日選び
訴状によると、自衛隊のイラク派遣は▽武力行使の禁止を定めた憲法違反▽専守防衛を明記した自衛隊法違反▽非戦闘地域に派遣先を限定したイラク特措法違反――に当たると主張。「米英軍に加担したことでテロ発生の危険が高まり、平和的生存権が脅かされた」と、派遣差し止めと違憲性の確認を求めている。
また「原告は過去の戦争体験から不戦の誓いをし、平和憲法の堅持を願ってきた。(派遣により)多大な精神的打撃を受けた」として、慰謝料の支払いも請求した。
同様の訴訟は東京、大阪など全国6地裁で係争中だが、国は「平和的生存権は具体的権利ではなく、提訴そのものが不適法」と事実認否を避けている。このため、弁護団は訴訟以外の手段も模索。イラク派遣要員の壮行会に市費を支出した石巻市長を相手取った住民監査請求を起こし、監査委員の審理を通して派遣の不当性を明らかにする戦術も用いるという。
提訴後、記者会見した山形さんは「平和憲法が踏みにじられ、歯止めのない海外出兵が続いている。戦争を知る我々がストップをかけたい」と話した。
12月9日朝刊
(毎日新聞) - 12月9日16時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000070-mailo-l04