長壁さん、ありがとうございます。

今、日本に吹き荒れている経済制裁論にいかに反駁できるかがカギでしょう。

＞　言葉の表現を表面にとらわれるのではなく、その中身をこそ、問題にしながら、死闘＞的な戦いを共闘していきましょう。

そうですね。

＞　過去のまた、反戦歌・平和活動家を教訓としながら。

過去の反戦運動の教訓も大事ですが、現時点の情勢分析が最も大事です。
その為に私はこの掲示板を覗いております。
経済制裁論批判が現時点では一番重要でしょう。

＞　ただ、今、どれだけの人が、自らの言葉を語っているか。著名人が、文化人が、政治＞家が、どれだけ本物の言葉を発しているか。

いえ、そういう事よりも思った事をどんどん言い、
対話をする事が大事ですよ。
「自らの言葉」とか「本物の言葉」というのはまた観念に過ぎません。
この辺りをどうしてもご理解いただけないようで苦しいのですが。

＞　朝日新聞で、加藤周一氏が含蓄のある言葉をかきつらねていましたが、あくまで、机＞上の論文風。切迫感が伝わってきませんね。

いえ、切迫感だけが重要なのではありません。
「本当にそうだ。」と思わず納得できるような分析が必要なのです。

＞米国の蛮行振りを「他国の権力」というくらいが精一杯。これでは、一般の読者にはイ＞ンパクトが伝わりません。

単にインパクトの問題ではありません。
理論的な正しさの問題です。

＞　珍しく、早野透氏が「ポリティカにっぽん」で、「ユニセフ最前線」に思うこと　と＞題して、世界の子どもの飢餓に言及、北朝鮮の制裁に関しても子どもに視点を向けてマ＞シなことのべていました。そして
＞　−−そろそろペンを置く前に、戦後の子どもたちの世代としていっておきたい。「戦＞争を二度とするな」と。

対立を煽る方に進むのか、和解と解決に進むのかですね。
金正日は確かにヒドい人間だと思います。
しかし、彼と対決していい結果は出ないでしょう。
騙し騙し北朝鮮が内部から自壊するのを待つ戦略が大事だと思います。
経済制裁をしなくても援助をしないというだけで圧力になるのですから。
極端にするべきではありません。
特に今の日本国民はニセ骨の件で感情的になり過ぎて危ういです。
こういう事を言うと「オマエはここまでされて怒らないのか！」って
言う人がいるでしょう。
こういう怒りの強制こそは危うい事なのです。
　
＞　上記の終わり方は、ようやくにして、人間性のチラリとでもかんじる言葉かと思える＞が、戦争を延々と続けさせてせてきたのは、ほかでもない、朝日新聞を初めとして、あ＞なた方記者の方たちではないのだろうか。

マスコミの責任が大きい事は元よりです。
しかし、マスコミにもはや我々は何も期待していないからこそ
この阿修羅掲示板に参集しているわけです。
マスコミ批判はそれはそれでやっていかなくてはいけません。
しかし、それ以上に我々のメディアを作る事が大事です。
この阿修羅掲示板はそのための媒介です。

＞給料の中から、美文をいくら並べられても、ななか、白々しいものがのこる。事実は、＞あなたは、そしてあなたの家族は、この度の戦争で傷つけられた人はいないだろうとい＞うことである。生活が疲弊した人も。
　
まあ、そういう事ですな。

＞　北朝鮮問題の経済制裁に関しては、朝のお茶の間テレビで、「銀座で１００人に聞＞＞く」と称してなされたアンケートは９５％が制裁に賛成であった。

このような状況の中ではどのような制裁が有効なのか？
という論点も出す必要があると思います。
結論としては経済制裁では拉致問題は解決しないという事にはなると思いますが。
経済制裁に何等かの効果を期待する向きが圧倒的に多いという事ですから、
具体的な論点を出す必要があります。
人道支援カットという経済制裁は特に拉致問題の解決にはならないという事を
強調する必要があるでしょう。
金正日が北朝鮮国民にプロパガンダしやすい格好の材料を与えてしまうわけ
ですから。
ところが安倍は人道支援カットを優先順位の上位に持ってきている模様です。
ここらのちぐはぐさを指摘すべきです。

＞　直後、７割になり、今日の朝日新聞の本社世論調査では、「慎重とするコイズミ支＞＞持」が４８％、しない、つまり経済制裁派？が４８％であった。

世論もゆれていると思います。
それは明確な論点がまだ提出されていないからです。
我々の中から出す必要があります。

＞　このように、世論の移ろいには、確たる根拠も無く、危うさが常に付きまとう。

確かに危うい。
だから我々が明晰な論理を出す必要があるのです。

＞　朝のＴＢＳ等はめぐみさんの遺骨云々でまたもや、進展の無い繰り返しである。
＞　遺骨は高温処理されており、鑑定できるものではないという、どこかの雑誌の記事も＞あった。

私もそこはもっと追求されるべき点だと思います。
鑑定がいかに行われたのかの詳細な内容の開示です。

＞ともかく、私は、日本の事情をよく知る北朝鮮が、わざわざ鑑定の結果で怒りを買うよ＞うな誘導をするわけが無いと思っている。

いや、はめられたのでしょう。
幕引きをする為にニセでもいいから骨を用意してくれと日本側の
親北朝鮮派と見られる者が言ったのではないかと考えます。
金正日ももめる為にわざとそうしたのかも知れません。
表面的に物を考えてはいけません。

＞騙せると思ったとか、いかにも、北の愚劣さを強調し、テレビマンたちに合唱させてい＞るが、ゆで蛙ぶりもここまでくると、なんだか笑えてくるというものだ。

この怒りの作り方はかなり計算されたものだと考えます。

済みません。
急用が出来たので中断します。

＞　きちんと、欺瞞の無い鑑定ができたのなら（帝京大だったか）、鑑定士の名前はもち＞ろんのこと、その鑑定の専門資料を公開するべきである。日本国民に明らかにして、医学的に証拠保存をとった後は、骨は返品すればいいのである。なぜ、返さないなどという泥棒まがいのようなことするのだろうか。
　日本こそ、北朝鮮のいちいちの行為に言いがかりをつけているのである。
　なお、私は、コイズミの思惑や政府の思惑はしらないが、北朝鮮との交渉ごとは、極力、先入観と蔑視策を排除して行うきであると思っている。戦争外交でなく平和外交で行くべきである。国益から行っても、そうのほうがただしいと思う。

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