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派遣延長、首相の説明「不足」76% 朝日新聞世論調査
朝日新聞社が18、19の両日実施した全国世論調査(電話)で、9日に閣議決定した自衛隊のイラク派遣の延長について、小泉首相が説明責任を「果たしていない」という人が76%に達した。延長そのものには58%が反対と答え、賛成は31%にとどまった。内閣支持率は37%で前回11月調査の39%から微減。不支持率は47%で前回の43%より増えた。10月以来、3カ月連続で不支持が支持を上回っている。
延長を巡っては、前回調査でも反対62%、賛成29%と反対が強かった。閣議決定後も国民の意識は変わっていない。
反対は女性に多く、年代別では40代で目立つ。自民支持層では4割に満たないが、公明支持層では半数近くに達し、与党内でも見方に差がある。
反対の理由は、「派遣先が危険だから」が28%で、イラクの治安に不安との見方が最も多い。次いで、「アメリカとの関係を重視しすぎているから」が15%だった。賛成の理由は「国際貢献になるから」が13%で一番多かった。
延長理由について、首相が説明責任を「果たしている」は15%しかない。延長に賛成の人でも32%と、「果たしていない」の60%に遠く及ばない。内閣や自民支持層でも6割近くが「果たしていない」と回答、公明では7割を超えた。
内閣支持率は10月調査以降、38%→39%→37%と4割以下で推移している。首相が北朝鮮を再訪問した直後の5月調査で、今年最高の54%を記録して以降、内閣改造後の9月調査をのぞき、不支持が支持を上回る展開が続いており、今回も低迷から抜け出せなかった。
不支持の理由は「政策の面」が30%でトップ。「政策」は内閣発足からほぼ一貫して、不支持理由の首位だったが今回、初めて3割に乗った。
個別の政策でも景気対策や年金改革で「評価しない」が7割以上で、郵政民営化も「評価しない」(45%)が「評価する」(41%)を超える。
<調査方法> 18、19の両日、全国の有権者を対象に朝日RDD方式で実施。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1868件、回答率は53%。
(12/21 03:02)
http://www.asahi.com/politics/update/1221/001.html