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シーア派聖地で自爆テロ相次ぐ 死者60人超
イラク南部のイスラム教シーア派の聖地カルバラとナジャフで19日、相次いで大きな爆発が起きた。いずれも自動車を使った自爆テロとみられ、両方の爆発で少なくとも62人が死亡した。15日にイラク国民議会選挙の選挙戦が始まってから、1日の死者数としては最多となった。
ロイター通信によると、カルバラでの爆発はバス停留所入り口の雑踏で起き、イラク人14人が死亡、39人以上が負傷した。犠牲者の多くは女性や子供だという。目撃者は、移動中の車が突然爆発したと話している。
一方、その2時間後には、ナジャフ中心部の聖地アリ廟(びょう)モスク(礼拝所)近くにあるバス停付近でも、自動車を使った大きな爆発が発生。同通信は病院関係者の話として、死者48人、90人負傷と伝えている。
カルバラでは15日にも中心部のモスク付近で大きな爆発があり、8人が死亡、シーア派最高権威シスターニ師の側近1人が負傷したばかりだ。
来年1月末のイラク国民議会選挙に向け、イラク人口の60%を占めるシーア派は最有力とみられる政党連合を結成し、シスターニ師を中心に強力な選挙運動を展開している。他方、スンニ派地域の武装勢力は、選挙阻止を訴えてテロや破壊活動を強めている。一連の爆弾テロは、シーア派を威嚇する狙いがあるとみられる。 (12/20 01:08)
http://www.asahi.com/international/update/1219/011.html