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(回答先: シリン・エバディさん:教育資金が自衛隊派遣費に−−都内で会見、イラク駐留批判 (毎日新聞) 投稿者 彗星 日時 2004 年 11 月 27 日 14:22:21)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041120i501.htm
親が経営する会社の業績不振やリストラなど、家庭の経済的な事情で3か月以上学費を滞納している私立高校生が過去最高の1・87%に上ったことが19日、全国私立学校教職員組合連合(全国私教連)の調査で分かった。
1校あたり約17人が滞納している計算で、全国私教連は「生活困窮家庭に対する学費減免制度や奨学金制度の拡充が必要」と訴えている。
調査は今年9月、25都府県の私立高校170校(生徒数計約15万2000人)を対象に実施した。
それによると、3か月以上学費を滞納している生徒は2849人(1・87%)で、過去最高だった昨年の1・49%を0・38ポイント上回り、1998年の調査開始以来、最も高い割合となった。12か月以上の滞納者がいる高校は31校で、入学以来、ほとんど学費を払っていない生徒もいた。
また、経済的理由で今年4月以降に退学を余儀なくされた生徒も119人に上った。
滞納や退学の理由では、「父親が失業中で、生徒はアルバイトをしているが、生活費がようやく足りる状況」(神奈川県内の高校)、「親類の会社が倒産し、連帯保証人の父親が差し押さえを受けた」(新潟県内の高校)など、深刻なケースが相次いだ。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/05/20040505wm00.htm
◆上宮高校、授業料延滞なら50万賠償と生徒に確約求める(5/5)
私立上宮高校(大阪市天王寺区)が今春、授業料約34万円を払えず卒業保留とした男子生徒(18)に対し、卒業を認める代わりに、未納分を分割で払うという確約書の提出を求めた際、支払いが一回でも滞った場合は別に損害賠償として50万円を払う、との条件を付けていたことがわかった。大阪府私学課は「未納分を上回る額で過酷」と是正を指導。学校側は訴訟などに備えての経費だったとしながら、「不必要な条件だった」と認め、撤回した。
関係者によると、生徒は四人家族。不動産業を営む父親は、不況で多額の借金を抱えて返済に追われ、子供を私立高に通わせる家庭への助成金25万円を府から受け取っていたが、高校三年次の授業料約60万円のうち、34万5260円が未払いになっている。
学校側は今年一月、最後の督促をしたが、期限の二月四日までに納められなかった。学則では、督促しても支払われない場合は退学処分にすると規定しているが、父親が未納分を毎月、分割して支払う意思を示したため、学校側は二月末の卒業式に生徒の出席を認めた。ただ、卒業は保留し、卒業証書を渡さなかった。
確約書は、三月に入って学校側が父親に提示。卒業認定の条件として、分割払いに同意し、保証人のサインを得るよう求めた。
しかし、書面に「支払いを一回でも怠った時は、損害賠償として別途金50万円を付加して支払う」との項目があり、父親が「なぜ未納分より大幅に多い額を払う必要があるのか」と府私学課に相談。同課は「常識的に考えて高額すぎる」と学校側に指導した。
学校側は問題の項目を削除。同じ確約書にサインをした別の生徒についても、同様に対応したという。
学校側は「未納分回収のために法的な手続きなどが必要になるケースもあり、50万円はその経費として考えていたが、説明が足りなかった」としている。
生徒は、保証人を立て、問題の条件を除いた新しい確約書にサインすれば卒業できる見込み。今春は受験に失敗したが、来年、再び大学進学を目指すという。
高校では長引く不況で授業料の延滞が増加。府教委によると、府立高などの授業料減免制度の利用者も二〇〇一年度二万二千五百二十九人、〇二年度二万五千二百五十八人、昨年度は十二月までで二万六千九百八十一人と増え続けている。