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(回答先: メタリカ、イラク米軍のへヴィメタ攻撃にコメント(BARKS) 投稿者 いやはや 日時 2004 年 11 月 25 日 23:50:08)
2004-11-09 福音派ロックとファルージャ総攻撃
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20041109
(前略)
先日の大統領選挙でブッシュの対テロ戦争を支持した国民が多かったのも、純粋な安全保障の問題だけでなく、宗教的ニュアンスもあることに注意すべきだろう。調査を見ると、イラク戦争支持者は熱心なキリスト教徒に多い。
実はテロ以来、福音派の説教師たちは、イスラム教徒をTVなどで堂々と悪の帝国と呼んで悪魔視し続けてきたのである。ブッシュはイラクをEvilと呼んだが、その言葉にはキリスト教原理主義的なニュアンスが強くあるのだ。冷戦時代のソ連に代わる宗教上の敵、文字通りの異教徒を見つけたのだろう。この対テロ戦争は、キリスト教原理派にとっては対イスラム原理派戦争という側面も持っているのだ。
キリスト教原理主義のコラムニスト、アン・コールターは「(対テロ戦争の最終目標は)イスラム教徒を殺し、残った者をキリスト教に改宗させること」とはっきり言っている。
(中略)
昨日、アメリカはファルージャを総攻撃した。
その前日、ファルージャ突入に備えた海兵隊をルポしたフランスのAFPがこんなニュースを伝えている。
http://www.commondreams.org/headlines04/1107-02.htm
「聖戦/蛮族との戦いに備える福音派海兵隊たち
ファルージャ近くに集結したアメリカ軍において、イラク侵攻以来最大の戦いになる戦闘に備えて、35人の海兵隊員がクリスチャン・ロックに熱狂しながら、イエス・キリストに祈りを捧げていた。神の加護を求めて」
「使命だ、使命だ、俺たちは神の使命を帯びている
俺たちはこんなに遠くまでやってきた。
信じられないが、ここまで来たんだ
そして今、俺たちは暗い汚れた世界に囲まれている
でも、イエス様は我とあり
俺たちは決して挫けない。
GO!」
そして今日、NPR(公共ラジオ)でファルージャ攻撃の実況をしていたのだが、兵士たちは、戦闘車に取り付けられたスピーカーから大音響で鳴り続けるハードコアなロックにアドレナリンをかき立てられながら突撃していったという。
その音楽はラジオからも聴こえたが、クリスチャン・ロックなのか、誰の曲なのかわからなかった。
35年前、数多くのロック・ミュージシャンがベトナム戦争に反対したが戦争を止められなかった。
今年、再びロック・ミュージシャンたちがイラク戦争に反対したがまたしても敗北した。
そして今日、ロックをBGMに総攻撃が行われている。