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2004年11月25日(木)
メタリカ、イラク米軍のへヴィメタ攻撃にコメント(BARKS)
イラクのフルージャで米軍の総攻撃がはじまった。
米軍はへヴィメタル/ハードロックを“武器”として使用している。使われているのは主にメタリカ、AC/DC、ガンズ・アンド・ローゼス、レッド・ツエッペリン、ジミ・ヘンドリックスといったアーティストの楽曲だ。BBCはこれについて「効果あり」との米兵の声を報じている。また、メタリカのジェイムス・ヘットフィールドが先週、米NPRラジオの番組『Fresh Air』に出演し、こうした使い方についてコメントした。
彼は米軍から許可を求められたことはなく、また印税も入らないが「文化の違いから攻撃の道具になる」とし、「歌詞は表現手段の一つで、自らの狂気を表現するための自由。イラクの人々が自由の味を知らないなら、これで体験してもらえればうれしい」と司会者のテリー・グロスに語った。
また、彼の曲が“拷問”になることについて、イラク人だけでなくすでにメタル・ファンの「両親や妻を苦しめている」と皮肉混じりのジョークで答えた。
しかし、次に真剣な口調で「本当の理由は分かっている。この類の音楽には妥協がないんだ。まったく容赦しない……デス・メタルを12時間ぶっ通しで聞いたら、俺だって頭がおかしくなる。相手の知りたい情報を何でも教えてしまうだろう」と話している。
戦闘では、AC/DCのアルバム『Black in Black』('80年)収録の「Hell's Bell」や「Shoot To Thrill」、メタリカの「Enter Sandman」がよく使われているという。
T.Kimura
メタリカに関する更なる情報はこちら
http://www.barks.jp/artist/?id=1017874
[BARKS 2004年11月24日]
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http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/barks/20041125/lauent007.html