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(回答先: 仏大統領:リビア訪問 平和利用を条件に原子力開発支援へ[毎日新聞]【リビアが見返りを得なければ北朝鮮やイランも追従しない 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 25 日 13:17:58)
リビアの最高指導者カダフィ大佐は、仏フィガロ紙が24日掲載した単独インタビューで「わが国の国際平和の貢献に十分な褒美がなく、米国と欧州、日本に少し失望している」と発言。大量破壊兵器の開発を断念させるためには十分な「見返り」が必要との考えを表明した。
カダフィ大佐は「われわれが十分報いられなければ、他国は後に続かないだろう」と指摘。北朝鮮とイランから「(廃棄の)褒美は何か。国際社会は何を与えてくれたのか。リビアが私たちに計画断念を求めるのはなぜか」と質問されたことを明らかにした。
リビアが期待する「報酬」としては、(1)国際社会から国家の安全を十分保障されること(2)軍事施設を民生用に転換するための援助と技術の供与――を挙げた。必要とする安全保障については「大量破壊兵器を放棄した国に対する核・化学兵器の使用を禁止し、自衛のための兵器を供与すること」を求めた。
リビアは昨年12月、核兵器など大量破壊兵器の開発の事実を認め、即時かつ無条件の廃棄を表明。これを機に国際社会への復帰が進み、6月には米国との国交回復を果たした。欧米との経済協力も拡大している。今回の発言は、兵器輸出や技術供与を欧米に促す揺さぶりとみられる。
またカダフィ大佐は大量破壊兵器開発を「世界が軍拡を競っていた、かなり前の時期に着手した」と説明。廃棄を決断した経緯については「世界の同盟関係の変化を機に計画を再考した。『核兵器を持って、いったい何に使うのか』と自問、近隣国に脅威をもたらすと判断した」と述べた。
(11/25 19:49)
http://www.asahi.com/international/update/1125/006.html