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Re: 憲法は平和外交の指針です
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投稿者 ワヤクチャ 日時 2004 年 11 月 20 日 20:04:29:YdRawkln5F9XQ
 

(回答先: Re: 憲法は平和外交の指針です 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 11 月 16 日 17:48:55)

長壁さん、こんばんは。

憲法9条は守り発展させなければなりませんね。
9条はアメリカからいただいた最大のプレゼントなのですから
アメリカにお返ししなければなりませんね。
「アメリカに9条をプレゼントする会」を作りましょう。
イラクでやってる事は単なる殺戮であり、何の正当性も持たないとアメリカ人に
訴えましょう。

でもね。レジスタンスはやむを得ない怒りからの反撃だと思いますが
レジスタンスに紛れこんで泥沼化を図ろうという輩がいるわけだから
レジスタンスを丸ごと支持する事もまた危険ですよ。
我々は停戦を求めるべきなのであってレジスタンスにつくべきではありません。
気持ちは解りますが、政治的にはすべきでないのです。

>竹中反兵衛さん、素晴らしい論文紹介いただきありがとうございます。
>もっともだ思います。日本が、とにもかくにも、60年近く、他国へ侵略をし、人殺し>をしてこなかったのは、憲法の存在ゆえです。

それと、反戦闘争ね。
ベ平連とか反戦青年委員会とか脈々と続けられてきた反戦運動ですよ。
教科書問題とか沖縄闘争とか反基地闘争ね。
小林よしのり批判もその一環です。

>その中身の理解度はどうであれ、戦争を企む軍国亡霊の担い手を封じ込めてきたのは、>まぎれもなく憲法です。今、戦地に自衛隊がいきながら、人殺しを免れているのもま>>た、この憲法のおかげです。

確かに大きいです。
あくまで「自衛隊」ですからな。

> 形は、米国の核の傘の下で、また、基地を提供しているという、間接的な戦争参加で>はありましたが、今、世界各国で悲惨な戦争状況にあるなか、日本は直接的な返り血は>浴びていません。

「それはよかった。」って言う気にはなれませんなあ。
私は国際主義者ですので。

> 憲法がなければ、また、下記右翼の方がおっしゃるような、外交は武力ありき、威嚇>ありきの戦争推進論が早くに遂行していたでしょう。そして、今の米国と同じように、>東京は東京タワーか、原発の二基、三基をミサイルでぶち込まれ、日本列島はもしかし>て、存在していなかったかもしれません。

そうかも知れませんなあ。
武力で国は守れない。
平和外交こそが国を守るという事ですな。

> これは、ある意味、米国の思惑が、クッションの役目をになってくれたことも否定で>きません。

アメリカの意図は、日本を属国にしておく為に牙を抜いただけでしょう。

>ともあれ、その理想の憲法は、人類の愚かさを教訓とし、過ちを二度とせぬ人間性の陽>の部分を照らしてくれています。
> 米国が悪い見本です。私たち日本は、今こそ、憲法と向き合い、憲法を理解し、身に>つけなければなりません。準憲法といわれる教育基本法とともに、この精神的支柱とし>てある人道法を、かけらもいじることなく、汚すことなく、日本の平和の指針として生>かすことが急務です。

おっしゃる通り。

> 話は変わりますが、子どもは中学で、公民を学んでいますが、憲法の25条では朝日>訴訟、14条では尊属殺人の事件などとり上げながら、高度な生きた内容を教わってき>ます。思うに、私達は、平和教育の名のもとで、こうした憲法を学んでこなかったとお>もいます。子どものテキストは清水書院ですが、時折、目を輝かせながら語る子どもの>顔をみながら、親の私は安堵しています。

それはよかったですね。

> 都教育委員会の特異な教育介入のもと、子どもはとくに恵まれているのかもしれませ>んが、教師の質もいいのではないかとおもいます。

私もそう思います。
是非その教員の方にもこの阿修羅掲示板への投稿をしてもらって下さい。

>今の時代、君が代・日の丸強制に抗うとともに、その抗いの基本をかんがえることもま>た、基本的人権を問う憲法学習だと思います。

はい。

> 今後、ますます右傾化を進める日本ですが、新聞等、テロ対策を錦の御旗に、猫も杓>子も防衛防衛と、茹で上がっていきます。

そういう大雑把な見方では展望が見えませんなあ。
危機意識ばかり増大して危険です。
ネット界での反戦世論の盛り上げをしましょう。


>杉並区は、予感がしてましたが、小中一貫校に企業系システムを導入するとか。勉学と>か、学問というなまえからどんどん、遠ざかる方向に行きます。

お受験システムになるって事ですか?

> それにしても、ホントウニ不思議なのは、どうして、ある物事を考えるのに、対等に>考えるということができないのでしょうか。

この意味解りません。

>日本人は。

日本人一般を語るのは無理なのでは?

> 一例を挙げれば、横田さんですが、孫のへギョンさんのことを考えれば、どうして、>あのような、制裁だの圧力だのといった考えが出てくるのか。

私もそれは疑問です。
ヘギョンさんの立場を危険に晒しますね。

>また、へギョンさんの父上が工作員だとか、会社員だとか・・ことの経緯を考えれば、>当然、北朝鮮はある目的で拉致したのでしょうから、めぐみさんも、日本に帰ってきて>いる拉致帰国者も、当然、24年間、そういった仕事をしていたわけですね。こうした>ことを公にして、北朝鮮の内実を考えないと、ただただ、返せ、返せ、ではことは解決>しないと思います。

帰ってくればいいというものでもありませんね。
人間というものはどこにいてもそれなりに生活をするものですので
本人が日本に帰ってくる方が幸福かどうかは解りませんよね。
これは、「日本にいる方が幸せに決まっている。北朝鮮は地獄なのだから。」
というような決め付けがあるように思いますね。
確かに一般的には北朝鮮の生活の方が苦しいでしょう。
しかし、ヘギョンさんにとってどうなのかとかありますよね。
まして、経済制裁などすればどれだけ多くの北朝鮮人民が苦しむ事になるのでしょう。
拉致も犯罪ですが、経済制裁も国家犯罪だと私は思いますね。
そして、経済制裁は金正日を困らせる事になるのか?という点が問題です。
内部的な引き締めに利用されるのがオチではないでしょうか?
反日宣伝の格好の材料ですからね。

> 日本政府のおかしさはおかしさで、当事者は、自立した国民として、その悲運の根源>にメスを入れるべきではないでしょうか。

拉致問題は国家間の戦争状態がもたらしたものだという理解が必要ですね。
日本帝国主義がやってきた事の帰結としてなされた事ですよ。
別に北朝鮮を擁護するわけではありませんが。
戦争とはそういうものだという事ですよ。
北朝鮮だけ責めても始まりません。

> なんだか、上っ面のことばかりに執着し、それが、結果として、政府の駒となり、戦>争加担に手を染めているのです。

そうです。
小泉の訪朝は今から考えると反北朝鮮キャンペーンの為の材料づくりだったのかも知れませぬなあ。
「拉致はテロ」とか。
ああ、それで、反テロ戦争で、「北朝鮮撃つべし」に持っていくつもりなのかな?
と思いました。
ご家族のお気持ちは解りますが、北朝鮮挑発の駒にまんまと利用されていると思い
ますね。
こういう利用をする輩こそ許しがたいと思います。
拉致被害者家族の訪米の中身は何だったのでしょうね?

>実際、へギョンさんが生まれた祖国がこれ以上悪くなることを、横田さん夫婦は望んで>いらっしゃるのでしょうか。

そういう事です。

>どうにも、不思議でなりません。
> 私なら、へギョンさんが立派な娘さんに育ってくれたことに感謝しつつ、その生まれ>故郷が少しでもよくなるように、政府に望みます。米国等の圧力を緩和し、日朝交流が>できるよう、そうしたなかから10数人とも言われている拉致の方々の安否を問い続け>ていきます。相手に誠意を望むなら、こちらも誠意が必要だと思います。

その通り。
対決からはいい結果は生まれません。
イソップ物語の「太陽と風」ですよ。
金正日は打倒すべきですが、北朝鮮人民を苦しめるべきではありません。
金正日の打倒は経済制裁や軍事力行使でするべきではありません。
それはもっと悪いものを生み出すからです。
日朝国交回復と拉致問題の進展をまず進め、経済交流の中から
市場経済を北朝鮮に根付かせ、その中から民主化を図るべきです。
市場経済に対して官僚的ではない介入(人民の利益のための介入)を行い
経済システムの民主化と政治システムの民主化を図るべきです。

> また、今の世界情勢の下、自分がどういう位置づけにあるのかぐらい、冷静に、想像>する思考を身に着けていただきたいものです。

それは、ご本人に言ってあげて下さい。
でも、言い方をよほどうまくしないと、「被害者家族でも無いあなたに何が解るの?!」
と言われてしまうかも知れませんよね。
まあ、そんなレベルの人でも無いかも知れませんが。
私も何等かの方法で横田さんに意見をしたいと思います。

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