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(回答先: 【金総書記肖像画撤去】民心考慮し美化を自制? [朝鮮日報] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 19 日 03:07:04)
父子権力世襲と個人崇拝体制を維持して来た北朝鮮で最近、前例のない兆候が現れている。
今月16日、故金日成(キム・イルソン)主席と並んで掛けられていた金正日(キム・ジョンイル)総書記の肖像画が一部の場所から下ろされたというロシアのイタル・タス通信の報道に続き、18日は朝鮮中央通信が金総書記の第754軍部隊視察のニュースを報じながら、「敬愛する」という修飾語を省略したと、北朝鮮放送専門の聴取機関である日本の「ラヂオプレス」が報じた。
同日から、インターナショナルヘラルドトリビューン(IHT)など主要外信も、金総書記の肖像画撤去説を相次いで報じている。
このような変化はまだ部分的なものであると確認されている。朝鮮中央通信が「敬愛する」という修飾語を省略したという17日、北朝鮮の中央放送と平壌(ピョンヤン)放送は同じニュースを報じながら、「敬愛する最高司令官 金正日将軍」と三回述べている。
しかし、金総書記に対する絶対的な個人崇拝に異常の兆しが生じたことは確かであるようだ。これは何を意味するのだろうか。
政府関係者はこの日「金総書記の権力掌握に異常が生じたという兆候はキャッチされていない」とした。しかし、同関係者は「金総書記の指示により、外国人との接触の多い公の場から肖像画が撤去されたという話を聞いた」とした。
またの関係者は「肖像画の撤去は金正日権力の変化や個人崇拝政策の変更というより、北朝鮮の個人崇拝に対する国際社会の冷たい視線を紛らわすための戦術的変化と見るべき」とし、「金総書記は2002年、日本の小泉純一郎首相との首脳会談を控えては、日本の総連系学校に肖像画を下ろすよう指示している」と説明した。
外信の評価もおおむね似ている。イタル・タス通信は「個人崇拜をしているという認識を払拭するため」と報じた。
高麗(コリョ)大学・北韓学科のナム・ソンウク教授は「未だ北朝鮮の経済と外交が難航しているため、金総書記が金日成主席と同格として写真を掛けることが自分にとって決して有利ではないと判断した可能性がある」と述べた。
どんな場合であれ、金総書記が北朝鮮で最も敏感な問題である自分の位相に対する変化を考慮しているとすれば、今後の韓半島情勢にも影響を及ぼす可能性があるだけに、注目される。
権景福(クォン・ギョンボク)記者 >kkb@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/18/20041118000048.html