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(回答先: 故主席の肖像画付け替えも 北朝鮮、個人崇拝抑制か [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 19 日 02:08:27)
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記(63)の呼称から「親愛なる指導者」が外された上、公共施設から肖像画が撤去された現象について、外電は金総書記への個人崇拝イメージを払拭するためのもので、権力そのものが弱まったわけではないという分析を出した。
米紙ニューヨークタイムズは18日、「西側の外交官らが、いくつかの公共建物で“修繕”するために取り外した金総書記の肖像画が交替されていないことに気付くまで3か月を要すほど、北朝鮮に関する政治的な手掛かりは微々たるもの」とし、アナリストらは、金総書記自ら個人崇拝イメージを微妙に修正しているものと見られると報じた。
ワシントンの北朝鮮専門家らは、金総書記の権力掌握は確固たるものだと見ており、元米国務省北朝鮮担当官のケネス・キノネス氏は「北の政権内部の政治的な問題の兆しは全くなく、金総書記は後継者を指名する準備をしているのかもしれない」と述べた。
また、ロシアのイタル・タス通信は「金総書記は自身が過度に称えられることを懸念しているとされる」と伝えた。
金総書記が意図的に崇拝の水準を下げている理由について、AP通信は「貧しい大衆の不満の対象から自分を外すため、公式的な賛美の水準を弱め、民心をなだめるためと思われる」と説明した。
AP通信は「また、金総書記が北朝鮮の古い経済システムを近代化させるため、さまざまな努力を傾けたように、この変化は非常に制限的ではあるものの、政治分野における類似した試みかもしれない」と分析した。
ロイター通信も、金総書記の伝記を著したマイケル・ブリーン氏のことばを引用し、「経済悪化に関する個人的な非難を免れようとする試みかもしれない」と伝えた。
AFP通信は、金総書記の海外におけるイメージ修正への努力かもしれないと分析した。
AFPは「この変化が確認されれば、金総書記が自身の指導力スタイルを修正するという重要な変化」と評価した。金総書記こそ、自身の肖像画を取り外すように指示できる唯一の人物だからだ。
しかし、AFPは「金日成(キム・イルソン)主席死去後、金総書記が数年間言動を慎んだ時にも権力掌握力が脆弱だと言われたが、金総書記はその期間中、一層権力を掌握した」と強調した。
大半の外電は今回の変化が金正日政権の変化を反映するものとは見ていない。
イ・チョルミン記者 chulmin@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/18/20041118000053.html