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(回答先: Re: 憲法は平和外交の指針です 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 11 月 16 日 17:48:55)
わたくし、長壁満子さまの鋭い論法には、いつも感心し、深い敬愛と畏敬の念を抱いている一庶民でございます。わたくし自身、長壁さまのおっしゃる「ゆで蛙」かも知れないと、いつも身の引き締まる思いでおります。
今回は、横田めぐみさんのご両親に対する仮借ないご批判を拝読し、我が意を得たりと思い、ここにささやかな駄文を草し、共感のご挨拶を差し上げる次第です。
> 一例を挙げれば、横田さんですが、孫のへギョンさんのことを考えれば、どうして、あのような、制裁だの圧力だのといった考えが出てくるのか。また、へギョンさんの父上が工作員だとか、会社員だとか・・ことの経緯を考えれば、当然、北朝鮮はある目的で拉致したのでしょうから、めぐみさんも、日本に帰ってきている拉致帰国者も、当然、24年間、そういった仕事をしていたわけですね。こうしたことを公にして、北朝鮮の内実を考えないと、ただただ、返せ、返せ、ではことは解決しないと思います。
まったく、その通りですよね。「ことの経緯を考えれば、当然、北朝鮮はある目的で拉致したのでしょうから」、北朝鮮の偉大なる指導者にして敬愛すべき金正日将軍さまの崇高なる「目的」をこそ、まず考えなければなりませんよね。その崇高な目的も考えずに、「ただただ、返せ、返せ」では、偉大なる金正日将軍さまに申し訳ありません。
> 日本政府のおかしさはおかしさで、当事者は、自立した国民として、その悲運の根源にメスを入れるべきではないでしょうか。
このご指摘には、わたくしもドキッとしてしまいました。そうなんです。「当事者」=横田さんご夫妻は、もっと「自立した国民として」金正日将軍さまに感謝の心を示さなければなりません。わたくしも夫の収入にばかり頼る「自立していない国民」ですので、思わずドキッとさせられたのです。
> なんだか、上っ面のことばかりに執着し、それが、結果として、政府の駒となり、戦争加担に手を染めているのです。実際、へギョンさんが生まれた祖国がこれ以上悪くなることを、横田さん夫婦は望んでいらっしゃるのでしょうか。どうにも、不思議でなりません。
本当に、横田さんご夫妻は「上っ面のことばかりに執着」しておいでになります。拉致なんて、ただの「上っ面のこと」ですよね。もっと「根源」のことに想いを馳せれば、偉大なる将軍さまは、「へギョンさんが生まれた祖国」=北朝鮮を、もっともっと素晴らしい地上の楽園にするためにこそ、横田めぐみさんを拉致し、日本からお金を脅し取るための人質になさったわけですから、拉致などという小さな「上っ面のこと」ばかりに気を取られてはいけませんよね。その「上っ面」の「根源」にある北朝鮮の楽園化という崇高な目的を、わたくしたち「自立した国民」は考えなければなりません。それこそが、長壁満子さまとわたくしの共通の祖国北朝鮮の自立した国民の義務ではないかと存じ上げるのです。本当に、横田さんご夫妻は、何を考えていらっしゃるのでしょうか。「不思議」でなりません。
> 私なら、へギョンさんが立派な娘さんに育ってくれたことに感謝しつつ、その生まれ故郷が少しでもよくなるように、政府に望みます。米国等の圧力を緩和し、日朝交流ができるよう、そうしたなかから10数人とも言われている拉致の方々の安否を問い続けていきます。相手に誠意を望むなら、こちらも誠意が必要だと思います。
そうです! 横田さんご夫妻も、わたくしたちも、北朝鮮と将軍さまに「感謝」しなければならないのです。
長壁さまが「私なら、へギョンさんが立派な娘さんに育ってくれたことに感謝し」とおっしゃる崇高なるお心ばえに、わたくしは心から感動いたしました。このお言葉を読んで、わたくしは決心いたしました。ぜひとも、金正日将軍さまにお願いして、わたくしの娘や息子を、北朝鮮に拉致していただかなければならない、と。それこそが「自立した国民」の「誠意」というものですよね。
長壁さま、あなたさまの息子さんも、わたくしの娘や息子ともども、金正日将軍さまに拉致していただいて、深い「感謝」の言葉を捧げようではありませんか。そのうち娘や息子はきっと、ヘギョンさんのような「立派な」子供を産み、金正日将軍さまの手足となって、崇高な目的のために働いてくれることでしょう。これほどの喜びがほかにあるでしょうか。「相手に誠意を望むなら、こちらも誠意が必要だと思います」のお言葉どおり、これこそが、わたくしたちの「誠意」というものですよね。たとえ、愛する子供に24年間くらい会えなくても、我慢するのが「誠意」というものですよね。子供が見ず知らずの人間と強制的に結婚させられても、収容所で拷問を受けても、それはすべて偉大なる金正日将軍さまの愛というものですから。その愛のおかげで、北朝鮮の「自立した国民」の皆さまは300万人も餓死しましたけれども、それが「自立した国民」の「誠意」というものですよね。
> また、今の世界情勢の下、自分がどういう位置づけにあるのかぐらい、冷静に、想像する思考を身に着けていただきたいものです。
長壁さまの一言一言がわたくしの心に突き刺さります。涙があふれてまいります。長壁さまのお言葉の「根源」にある深い人類愛の哲学には、ひれ伏すよりほかに、わたくしはなす術を知りません。
以前も長壁さまがおっしゃっておられましたが、イラクで憎っくき米帝と戦っているテロリストの皆さまは「神以上の存在」ですから、金正日将軍さまは「神以上の神さま」に違いありません。北朝鮮の国民を何百万人殺してもよいのです。日本人を拉致してもよいのです。日本に核爆弾を落としてもよいのです。それを「感謝」の心で歓迎するのが、わたくしたち「自立した国民」の「誠意」というものですよね。本当に素晴らしい哲学です。
長壁満子さま、わたくしのように単なる一庶民で「ゆで蛙」でしかなかった者は、あなたさまのようにどんなに小便をかけられても平気な「小便蛙」にはとても及びませんが、それでも、わたくしは目からウロコが落ちまくっております。もう何も見えないほどです。深い深い祖国愛の哲学をご教示くださいまして、本当にありがとうございました。