現在地 HOME > 掲示板 > 戦争63 > 214.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
ロサンゼルスでの盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の演説と関連し、匿名希望の某政府高官は15日、「これまで北朝鮮の核開発問題の解決に向け韓国側が米国に多くの譲歩をしてきたので、これからは米国に要求できるはず」と述べた。
次はインタビューの要約。
− 盧大統領が「核は自衛的手段」という北の主張を認めたのか。
「北の立場からすれば、そのような主張は事実ではないか。 盧大統領はこうした状況で米国に対北朝鮮政策を切り替え、北側ときちんと話し合ってほしいと求めたのだ。米朝間できちんとした対話がこれまで存在しなかったではないか。大統領のロスでの言及は普段の考えを述べたものだ」。
−米国に対し、北朝鮮への武力行使に反対したのも同じ観点からでは。
「仮に来年早々スタートする第2期ブッシュ政権が1期のようにネオコン(新保守主義者)によって引っ張られる場合、韓国政府はまたもや向こう2、3年間、米国の政策によって萎縮されかねないという危機感から始まったようだ」。
「ネオコンは今のように北ときちんとした交渉をせず腕をこまぬく場合、北朝鮮が崩壊するというシナリオを想定するだろうが、韓国政府の立場はそれと異なるのではないか。そうであれば、かえって今回米国にきちんとした交渉に臨むようメッセージを送るという思惑だったと見られる」。
− 盧大統領は公開的に強く米国側に多くのことを求めている。
「これまで北朝鮮の核問題の平和解決に向け在韓米軍の再配置、龍山(ヨンサン)基地問題などで韓国政府は米国に多くのことを譲歩してきた。こちらも要求しうる状況になったのではないか」。
−一部では今月9日、米国を訪問した?鍾?(イ・ジョンソク)国家安全保障会議(NSC)事務次長が米国との調整に失敗し、 盧大統領自らが乗り出して米国に圧力をかけたという分析が出ている。
「李次長の訪米はまったく性格が異なる。韓国の核物質実験問題に対し、不拡散問題担当のボルトン国務次官などネオコンが韓国問題を国連安保理に付託しようとするなど強硬な姿勢を見せたため、政府の立場を米国に説明するためのものだった」。
−大統領の発言は南北首脳会談を念頭においたものか。
「そんなけち臭い手段を使うはずがないだろう。まだ、首脳会談と関連した話は論議されていないと聞いている」。
権景福(クォン・ギョンボク)記者 kkb@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/15/20041115000073.html
★ 関連記事
「盧大統領の米国批判性演説 各界で影響を懸念 [朝鮮日報]【北朝鮮の核とミサイルに防衛手段性を認める発言】
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/160.html