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ファルージャのイラク人記者報告「人々は飢えに苦しむ」
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http://www.asahi.com/international/update/1115/003.html
ファルージャ在住のイラク人記者、ファディル・バドラニ氏は攻撃下の市内の様子を連日、英BBCに電話で伝えた。
「店舗はすべて閉まり、電気や水道も止まった」(総攻撃初日の8日)
「黒煙と油の燃えるにおいがする。大きな爆発があり、銃撃戦が始まった。米兵が撃ち返しているのが窓から見える。ジャガイモとトマトを食べたが、停電で冷蔵庫が動かずトマトは腐っていた」(9日)
「昨夜、米軍が一時退いたとき、少し出歩いた。建物は破壊され、住民や戦士の死体が道に転がっていた。モスクの祈りの放送は止まっている。戦士たちは死ぬまで米軍と戦うと言った」(10日)
「家の前のヤシの並木は迫撃砲で吹き飛ばされた。通りに転がる死体が増え続け、悪臭は耐え難い。人々は飢えに苦しんでいる。多くの負傷者は治療を受けられず、死につつある」(11日)
「昨夜、ある家族がやってきて『食料があるところを知らないか』と聞かれた。ファルージャの人々は世界が彼らに関心を持っていないのではないかと思っている。爆撃で2人の子を失った父親は、私のリポートが全部放送されているのか、知りたがった」(13日) (11/15 07:48)