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(回答先: チャベスは、ブッシュとアスナールがクーデターに加担した、との主張を続ける(エル・ペリオディコ) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 12 月 04 日 07:53:07)
ダニーロ・アンダーソン暗殺の背後にCIA?
ベネズエラの検事総長、ダニーロ・アンダーソンが11月19日カラカスで暗殺された。彼は2002年4月の失敗したクーデターの予備審査を行なっており、米国、スペイン、および多くの外国の責任を明るみに出したばかりだった。彼を消したのが誰にせよ、CIAの命令に従ったのではなくても、CIAの支援なしには行なわなかったに違いない。ラテンアメリカの人々から見ると、この犯罪は、CIAがカーター大統領時代以後放棄していた政治的暗殺の復活を示すものだ。
カラカスのとある街で、一台の車が突然火を噴いた。車は文字通り炎に呑み込まれた。ハリウッドの暴力映画さながらのシーンだが、これは現実だった。恐怖が大通りを占めた。衝撃が広がり、ベネズエラ全体を傷つけた。悲劇。黒こげになった車の中でダニーロ・アンダーソンは死亡した。一時的にチャベズ大統領を失脚させ、キューバ大使館を襲撃した2002年4月のクーデターに関連する事件を追及していた検事である。
この4月11日のクーデターはなかったと結論づけた最高裁とは異なり、この若い検事は、法の下で事実と首謀者の責任を確定するために仕事をしていたに過ぎない。彼は司法官としての仕事が命にかかわるかもしれないとは思ってもいなかった。
犯人が送ろうとしているメッセージは明らかだ。黒幕は当然事件から利益を引き出そうとする。検察官や裁判官や弁護士が恐怖におびえ、ベネズエラの正義が脅しに屈することである。秩序の前でぐらつくことである。
犯人の痕跡ははっきりしている。彼らは注意深く、熟考の末に犠牲者を選んだ。彼らがクーデターおよびキューバ大使館襲撃に関する刑罰に問われないようにするために彼を選んだのだ。
彼らはダニーロ・アンダーソンを暗殺するのに、当を得た時期が来るのを待った。同時にチャベズ大統領を叩くためである。このテロ行為が、ラテンアメリカの大統領サミットの開催、また大統領がスペイン、イラン、ロシアへ出張する直前に発生したことは偶然ではない。それは国民投票と地方選挙で彼が絶対的勝利を収めることを妨げるためである。また国防大臣のガルシア・カルネイロ将軍がベネズエラの新しい国防政策を発表した直後であったことも、これはもう偶然ではない。ドナルド・ラムズフェルドが、ラテンアメリカにおける《対テロ戦争》をペンタゴンの支配の下で推進するために出席した国防大臣サミットが、キト(エクアドル)で開催される状況下でもあった。ペンタゴンの意図は、このサミットを米国による内政干渉の道具にすることにある。これら行事前の3日間が暗殺日に選ばれたのはいかにも納得できる。
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http://www.reseauvoltaire.net/article15686.html
参考
http://www.asyura2.com/0411/war63/msg/1342.html