現在地 HOME > 掲示板 > 戦争63 > 1406.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
シオンとの架け橋
イスラエル・ニュース
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(1日)ベツレヘム観光促進に向けて実務者協議
★(2日)シャロン政権が労働党との連立を模索へ
★(3日)アウシュビッツを知らない英国人が増加
****************************************************
2004年12月1日(水)
****************************************************
*エジプト政府がイスラエル国境地帯に700名の兵士を配備し、ガザ
への武器密輸を阻止することで両国が合意。(H,P,I)
*労働党中央委員会でバラク氏がマイクを奪い不規則発言。次期党首選
挙の実施日決定は、2週間延期されることになった。(P,H,I)
*自治政府のクレイ首相とファトウフ暫定議長がエジプトとヨルダンを
訪問。両国に対し1月9日の選挙に向けた治安維持と、今後のイスラ
エルとの和平交渉についての協力を要請した。(P)
*ナブラスの検問所で国防軍兵士がパレスチナ人音楽家にバイオリン演
奏を強いたとの非難を国防軍が調査。現場を撮影した人権団体のビデ
オや関係者の証言を分析し、強制は無かったと発表した。(H,P)
*世俗結婚の法制化を検討している国会の委員会で同性愛者が証言。同
姓婚の公認が議論に含まれていないことに不満を表明した。(P)
*ベツレヘム観光の障害を取り除くためのイスラエルとパレスチナの観
光担当者協議がエルサレムで開催。双方のガイドの乗り入れや、検問
所の通過時間の短縮などが協議された。(H)
*今日からタバコの未成年者への販売は禁止に。健康への警告表示も面
積を拡大し、定期的に文章を変更することが求められる。(H)
*テルアビブ近郊のロッド市長が、アラブ人地区で嫌がらせを受けてい
るユダヤ人家族を別の地区に移住させる計画を発表。現地のユダヤ人
は移民者で資金が無く、引越しできないため。(H,7)
*イスラエルが輸出している果実スウィーティに、コレステロールを下
げる効能があるとの研究結果をヘブライ大学の研究者が発表。(7)
****************************************************
2004年12月2日(木)
****************************************************
*シヌイが予算案に反対投票。首相はシヌイ閣僚を更迭し、シャロン政
権はついに40議席のリクードだけの超少数与党となった。(H,P,I,7)
*シャロン首相が労働党との連携を模索。労働党のペレス党首は連立参
加に積極的だが、バラク氏ら若手は強く反対している。(P,H,I)
*イスラエルで服役中のバルグティがアッバス氏支持を撤回し、自治政
府議長選に出馬。イスラエルとの妥協に向かう現執行部に反発し「イ
ンティファーダを守るため」立候補すると側近は語った。(P,H,I)
*来週ノルウェーでパレスチナ支援国会議が開催されるのに先立ち、世
界銀行が経済支援の条件を発表。イスラエルには封鎖の緩和や労働者
の受入れ、パレスチナには治安維持と汚職の排除を求めた。(P,H)
*米国上院議員団がイスラエルとパレスチナを訪問。双方の指導者に和
平への機運が高まっているとの感想を語った。(P)
*モファズ国防相が自治政府の新体制がテロ抑止に動くことに期待を表
明。最近になってテロが減っているのは、テロ組織の自制による結果
ではなく、国防軍の阻止作戦の成果だと語った。(P)
*ニューヨークの中東平和研究所が宗教間対話のツアーを主催。エジプ
ト、ヨルダン、サウジアラビアなどのイスラム教関係者などが、ユダ
ヤ神学校やシナゴグなどを訪問するという企画。(P)
****************************************************
2004年12月3日(金)
****************************************************
*シヌイの閣僚が後任に事務を引き継ぎ。連立政権内で独自性を発揮で
きなかったシヌイ党内では、政権離脱を歓迎する声も。(P,H)
*連立交渉のため、76歳のシャロン首相と81歳のペレス党首が会談。
首相は「パレスチナ紛争を終わらせる責任は我々の世代にある」と語
り、ペレス氏に大きな権限を与える考えを示した。(P,H,7)
*シリアが和平を求めているとの情報に、シャロン首相が初めて意見を
表明。シリアが同国内にあるテロ組織本部を閉鎖するなど、和平を求
める姿勢を示せばアサド大統領と会う用意があると語った。(P,H,I)
*全EU向けにフランスが放送を許可したヒズボラ系の放送局が「シオ
ニストがアラブ向け輸出品にAIDS等の病原菌を混入している」と
報道。フランスは同放送を中止させる方法を検討している。(P)
*エジプトのムバラク大統領が「シャロン首相はパレスチナにとって最
良の交渉相手。彼と和平が出来ないなら和平は困難だ」と語り、パレ
スチナ自治政府に本気で和平と取り組むよう求めた。(P)
*獄中からバルグティが立候補したことをファタハが激しく批判。エジ
プトのムバラク大統領や、EU閣僚からもバルグティの立候補を非難
する声が相次いでいる。(P,H)
*ガザのハマス指導者ザハルが、イスラエルに対する攻撃停止に前向き
の発言。来週にもファタハと交渉を開始する考えを示した。(P,H)
*ハマスに続きイスラム聖戦も自治政府議長の選挙をボイコットする方
針を表明。選挙の信用度が低下することが懸念されている。(P,H)
*BBCの調査で「アウシュビッツ収容所など聞いたこともない」との
回答が英国人の45%。35歳以下と女性では6割に達した。(P,H)
------------------------------------------------------------
関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
-------------------------------------------------------------
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.a7.org/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
============================================================
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/