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(回答先: ウクライナ 議会が選挙無効決議 (東京新聞) 投稿者 新世紀人 日時 2004 年 11 月 28 日 12:52:03)
http://www.asahi.com/international/update/1128/005.html
ウクライナ最高会議(国会)が大統領選挙のやり直しを視野に、先の決選投票を無効と決議したことで、親ロシア派与党のヤヌコビッチ首相と親欧州派野党のユシチェンコ元首相の両陣営は28日、対応策に追われた。
ユシチェンコ氏は首都キエフ中心部の支持者集会で演説し、与党主導の議会が同氏側の主張を通した決議について「我々の勝利」と評価した。また追いつめられた政府側が集会排除に乗り出す可能性が出てきたとし、もし政府が強硬手段を使えば「一切の交渉を中止する」と警告した。
一方、ヤヌコビッチ氏は同日、地盤の東ウクライナ各地で開かれた支持者集会を精力的に回り、演説で「一触即発状態だが、流血の事態を起こしてはならない」と自制を求めた。ドネツク州知事は、ユシチェンコ氏が大統領になれば「独立自治州」を目指す考えを表明。両陣営によるウクライナの東西分裂が進んでいることを示した。
現行の大統領選実施に関して法的権限のない議会が、決選投票のやり直しが可能なように法改正できれば、新たな議会決議を採択するだけで大統領選をやり直す道が開ける。ただ、実現までにはハードルも残され、状況は予断を許さない。
ユシチェンコ陣営は決選投票の無効を求めて最高裁判所に提訴し、その審理が29日から始まる。最高裁が逆に選挙を「有効」と評決すれば、議会決議と対立し混乱が増幅する。
中央選管のキワロフ委員長は「議会に選管決定を無効とする権限はない」と反発。クチマ大統領は選管の活動停止や委員の総入れ替えに応じるかどうか、態度を明確にしていない。法改正が通るかどうか、さらにヤヌコビッチ氏が議会決議に同意するかも不透明だ。
クチマ大統領は28日、前日に行われた両陣営の妥協点を模索する初の作業部会が「不調に終わった」と声明で明らかにした。 (11/28 23:10)
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市民革命が大好きな朝日新聞が、今回はいつもとちがって比較的冷静です。
それはそうと、へたするとウクライナ分裂の危機。