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11/10 18:46 議長夫人と確執表面化 資産争いも背景か
【ラマラ10日共同】深刻な容体が続くアラファト・パレスチナ
自治政府議長(75)の病状発表などをめぐり、スーハ夫人(41
)と、後継体制確立を目指す自治政府指導部の確執が表面化した。
一九九〇年の結婚に側近が反対だったことや、議長の資産争いが背
景にあるとみられる。
「指導部の訪問は議長を生き埋めにしようとする陰謀だ」。自治
政府のアッバス前首相らのパリ訪問を控えた八日、スーハ夫人は中
東の衛星テレビで声を張り上げた。クレイ首相は「議長はパレスチ
ナ民衆の代表だ」と反発。訪問は一時延期され、夫人が面会を許し
たのは側近のうち首相一人だけだった。
夫人は裕福なキリスト教徒のパレスチナ人家庭で育ち、フランス
のソルボンヌ大学で学んだ。イスラム教に改宗して議長と結婚した
際、解放闘争の指導者のイメージに合わないとして側近の反対に遭
ったとされる。
議長とともにガザに移り住んだが、ブランドものの服に身を包み
、高級外車を乗り回す姿は貧しい庶民の反感を買った。イスラエル
との衝突が激化した二〇〇一年からはパリで一人娘と暮らし、パレ
スチナ人の間では「民族が困難な時期に逃げ出した」との声が強い
。
夫人はパリでは議長から多額の送金を受けていたとされる。議長
には数十億ドルの隠し資産があるとの指摘もあり、夫人の行動には
「遺産狙い」との非難も出ている。
20041110 1846
[2004-11-10-18:46]