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(回答先: 愚かな疑似宗教が世界の最強国アメリカを支配する。米国の福音派は9・11が堕落に対する天罰ととらえた 投稿者 TORA 日時 2004 年 11 月 08 日 15:50:26)
ブッシュ大統領再選 原動力はキリスト教右派 出口調査分析
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20041108/m20041108010.html
イラク、対テロより倫理観を重視
【ワシントン=気仙英郎】ブッシュ大統領が再選を決めた大統領選で、マスコミや政治アナリストらが判断を誤り、読みきれなかったことがある。大統領の再選を支えた大きな力になったのが、白人の福音派プロテスタントを中心としたキリスト教右派とされる人々だったことだ。こうした人々は倫理観や信仰を最も重視し、実際の投票では、イラク問題やテロ対策以上に同性婚や妊娠中絶などの倫理問題が影響を及ぼしたことが浮き彫りになっている。
三大ネットワークやCNNテレビなど米マスコミが共同で実施した二日の投票日の出口調査では、投票に際して「最も重要な課題」としてトップに挙がったのは「倫理・価値」で22%。次いで「経済・雇用」の20%、「テロ対策」の19%だった。
政治アナリストらは今回、イラク問題とテロ対策を主要なテーマで、同性婚などの社会的課題は副次的なテーマと予測していた。
だが、投票した人のうち23%が「白人の福音派信者」と回答し、8%が「白人の宗教保守」と答えた。
つまり、31%をキリスト教右派とされる人々が占めたことになり、前回二〇〇〇年の大統領選での14%の倍以上に増加した計算になる。
そして、投票した有権者の約三分の一に達したキリスト教右派の人たちでは、「白人の福音派信者」の78%、「白人の宗教保守」の96%がブッシュ大統領に投票した。
ペンシルベニア州立大のマイク・ホーガン教授は「米国民は大統領を自らの価値観や哲学に照らし合わせ、それを共有している候補者を選ぶ傾向が強い。候補者と少々の意見の違いがあっても、価値観の共有に比べれば問題にならなかった」と分析する。
全米で約四千万人といわれるキリスト教右派に対する働きかけはブッシュ陣営の重要な戦略の一つで、今回は大統領の宗教的な信念を強くアピールする戦略を取った。カール・ローブ大統領上席顧問は「前回の大統領選では四百万人の福音派の人が投票しなかったが、ブッシュ大統領支持に傾くはずだ」と読んだ。
さらに、共和党は、投票日当日に激戦州を含む計十一州で、同性結婚を禁じる州憲法改正案を住民投票にかける布石も打った。
結果は全州で改正案が賛成多数を獲得。ブッシュ大統領は、ローブ顧問が狙った福音派の票に匹敵する票差で当選を果たした。
民主党のケリー候補支持だった米紙ニューヨーク・タイムズも四日付社説で「投票日に長い列をつくった有権者が反戦支持者ではなく、福音派プロテスタントだったという事実から目をそらすことはできない」と指摘した。