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軍法会議に出廷するため、バスを下りるジェンキンスさん=神奈川県座間、相模原両市のキャンプ座間で(在日米軍提供)
軍法会議で、ジェンキンスさんに有罪評決
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http://www.asahi.com/national/update/1103/005.html
拉致被害者曽我ひとみさん(45)の夫チャールズ・ロバート・ジェンキンスさん(64)に対する軍法会議が3日、在日米陸軍基地「キャンプ座間」(神奈川県)で行われ、ジェンキンスさんは脱走、敵への支援の二つの罪について有罪を認め、同日午前、有罪評決が出た。同日中に量刑が言い渡される。有罪を認める代わりに減刑されることが事前に決まっており、「不名誉除隊」の処分を受けて釈放され、曽我さんら家族とともに基地を出ることになる見通しだ。
ジェンキンスさんは在韓米陸軍軍曹だった65年、軍事境界線を越えて北朝鮮入りした。米陸軍からは(1)脱走(2)脱走教唆(3)敵への支援(4)忠誠放棄の奨励の四つの罪で訴追されている。このうち、脱走教唆と忠誠放棄の奨励についてはジェンキンスさんは無罪を主張し、検察側が公訴を取り下げた。
曽我さんは家族4人そろって郷里の新潟県佐渡島での永住を希望している。ジェンキンスさんが不名誉除隊になれば、政府拉致被害者・家族支援室や地元自治体の支援室が受け入れ態勢づくりに入る見通し。
ジェンキンスさんは65年1月に在韓米軍から軍事境界線を越えて北朝鮮入りした。78年に拉致された曽我さんと80年8月に結婚。02年10月に曽我さんが帰国した際は平壌の空港で見送った。
今年5月22日、再訪朝した小泉首相から日本に来るよう説得されたが、「日本に行けば米軍に訴追される」と拒んだ。米国との犯罪人引き渡し条約がないインドネシアでの再会に応じ、7月9日には長女美花さん(21)、次女ブリンダさん(19)とともにジャカルタで曽我さんと再会。同18日、病気治療を理由に一家で来日・帰国して東京女子医大病院に入院した。
米軍の訴追手続きに備え、弁護を担当する在韓米軍法務官のジェームズ・カルプ大尉と面会を重ね、9月11日に家族そろってキャンプ座間に出頭した。憲兵隊の管理下に入り、在日米軍陸軍軍曹として復隊。在日米陸軍業務隊に所属し午前8時半から午後4時半まで勤務。「脱走」前の9年2カ月の軍歴から算出した給与の一部・月3273ドル(約36万円)も受け取った。基地内の2階建ての家具付き家族用住宅で過ごした。 (11/03 12:15)