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下記サイトにて、佐々木良昭という方が日本の報道姿勢に対する批判記事を
投稿されていたので、ここに紹介させて戴きます。もしこれが事実なら、
とても困った話ですね。
(東京財団)
http://www.tkfd.or.jp/index.shtml
(佐々木良昭氏の記事全文)
http://www.tkfd.or.jp/publication/reserch/chikara10_11.shtml
<記事を一部引用>
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------<引用開始
(前略)
実際にこのことと一部共通する問題が、昨年の十二月にイラク南部ナースリア地域の族長のファミリーでイラク国民民主運動の
代表者アブドルアミール・リカービ氏を招いたときに起こっている。アブドルアミール・リカービ氏が左派系の人物であること
から、日本国内の左派系の人たちやマスコミの多くは、彼に「自衛隊のイラク派遣反対」を語らせたかったようだ。
アブドルアミール・リカービ氏の主張は、「自衛隊のイラク派遣に反対だが、イラク南部の湿地帯復元をしてくれるので
あれば歓迎する」というものだった。つまり基本的には自衛隊のサマーワ派遣に反対だが、条件が満たされるのであれば
反対しないというものだった。しかし、マスコミはアブドルアミール・リカービ氏の発言の前の半分だけを使おうとしたし、
実際にそうもした。そこで、アブドルアミール・リカービ氏の発言が条件付賛成というものであったことから、何度となく
マスコミは「条件無しの単なる自衛隊派遣反対」を語らせようと試みていた。
(中略)
結果的に、アブドルアミール・リカービ氏の訪日は自衛隊派遣反対組にとっては不満足なものであったことから、彼の帰国後、
「アブドルアミール・リカービ氏は日本政府から百万ドルを受け取り自衛隊員の安全を保証した」と報じられた。
その報道はもちろん何の根拠も無いでたらめであり、根も葉もないものだったが、一部週刊誌が記事を掲載し、英文のサイトに
載せたことからこの捏造記事は世界中にばら撒かれ、アラブのマスコミでも流れることとなった。その後、アブドルアミール・
リカービ氏は日本のいいかげんなマスコミの犠牲となり、相当にアラブ世界とイラク国民の間で信用を無くしたものと思われる。
(後略)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------<引用終了