現在地 HOME > 掲示板 > 戦争61 > 713.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Re: イラクの反米ゲリラを旧ソ連軍部(残党)が支援か? 投稿者 ラムジー・チェイニー 日時 2004 年 10 月 18 日 16:10:38)
旧ソ連の軍人がイラクの反米ゲリラを支援・指導している可能性はあるでしょうが、国家統制の強いロシアでは、現在も軍部に所属したまま、ゲリラを支援はしにくいでしょう。(その可能性はゼロではないでしょうが。この場合はプーチンが背腹面従のダブルスタダード政策を取っているか、軍部が分裂していることになります)。
むしろ、米英軍と同様にフセイン政権残党やサドル氏派(マフディ軍)、シーア派武装勢力が、お金で、そういう外国人の軍事専門家や傭兵を雇っている可能性の方が高いでしょう。ただし、イスラムということで、旧来の(アフリカで暗躍したマイク・ホーのような欧州系の)プロ・マーセナリーはコミットしていないでしょう。イラクで謎の死を遂げたアブニダル系や、パレスチナ武装勢力系もいるでしょう。イスラエルの秘密工作院が、アラブのふりをしてまぎれ込んでいる可能性もあるでしょう。
中央アジア諸国やチェチェン、ボスニアあたりからも支援部隊が来ているでしょうが、こちらは、やはり、アルカイダのネットワークで動いているのでしょうか。
米国サイドのこの辺の分析情報はあるのでしょうか。田中宇さんによると、CIAは、反ブッシュ派が主流らしく、見てみぬフリをしているか、ひょっとして、ゲリラを支援しているかも。
チェイニーやラムズフェルドは本質的に「戦争キチガイ」ですから、このブラックホールから、米英軍が脱出できない見通しが強まり、しかも、ブッシュが再選されたら、「核を使う」などと言い出しかねない気がします。もうひとつは、イラン情勢も絡んで、イスラエルがどう出るか、でしょう。全くイラク国民が気の毒です。