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(回答先: 言い得て妙、確かに、「お化け屋敷を覗く感覚で読むべき投稿」(笑) 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 10 月 18 日 19:39:10)
親友からの忠告その(3)
侵略戦争にいやおうなく手を染めさせられながらも、自らの命をかけ命令を拒否する米兵。
命令不服従は500人以上に達しているという事実が直接には確認できなくても、抵抗組織から十字砲火を浴びている現在の米兵の置かれている状況を見れば、彼らの心中を察すにあまりある。
それでもブッシュやラムをはじめとした将官たちは厳罰をほのめかして服務命令を出しているのだ。多くの兵士が現に重営倉入りしているわけだ。
彼らが命令に従って軍務につけば命を落とすことは明らかだ。
だれのために、何のために命を落とすのか?兵士たちは背後から銃を自国の軍隊によって突きつけられているのだ。
「兵隊よ、汝の上官に銃を向けよ」とは何度もいわれてきている。
無辜の民衆を情け容赦もなく殺戮してやまないブッシュ一味の残虐行為に対して、今雄雄しく語りかけるべき言葉はこれしかない。
上官を撃ち殺せとは言っていない。
むしろ重営倉入りも拒否して、殺戮される側のイラク人民とともに、イラクの主権回復に立ち上がれという呼びかけである。
このような動きに近いのが、イスラエルでパレスチナの空爆命令を拒否する兵士たちである。
彼らにも当然「上官に銃口を向けよ」と叫びたくなるのではないか。
この事実は、日本においては旧軍には見られなかった。それほどまでに徹底した軍国主義クローン化教育がゆきとどいていたがゆえに、軍人は思考することが禁止されていたのだ。
中国はじめ東アジア諸国を蹂躙してあまたの民間人を殺戮することこそ皇軍の使命だと思い込まされて主体性を喪っていた日本軍兵士よりは、命令拒否する米兵はまだましなのだ。
米兵は考える者もいること、上官の命令に疑いをもちはっきりとこれを拒否する石を表明する者がいることを、命令拒否という事実が証明してくれているのである。
少なくとも攻撃する側の兵士に命令拒否者が多数出ているということは、何らかの手段をもって彼らに伝えるべきメッセージは、軍隊内における「決起」、これしかないのだ。直接上官を銃殺せよという殺人教唆でないことは、読めばわかる。
武器よさらば、なのだ。
兵士たちが重営倉に入ったとしても抵抗組織は営倉もろとも爆破するだろう。
そうではなく、互いに武器を捨てる方法は、部下が上官の、そしてブッシュの命令を拒否して立ち上がることしかない。そうすれば無益な殺し合いはやむ。
最たる方法としては、500人がイラク抵抗組織ととともに反米闘争に立ち上がること、たとえありえないこととしてもそのような願望もこめて長壁さんは反軍闘争(命令拒否の段階であるが)の中に読み取っている。
このような、イラクにおける実践的な反戦運動の推進構造について、この日本の地で考え、声を出すということは、グロテスクでもバケモノでもない。
いたって正当なものであり、疑義をはさむならよいが、揶揄するということはすでに他の意思が派たらいていることを意味する。
しかも自ら論理的過程を経ずしてただいたずらに他人の言を「言いえて妙」などと悦に入っていてはダメなのだ。
もう少し深く考えるように。と言ってもなかなかそういう訓練を積んでいないとできないのだから(つまり他人の言に依拠することをもって己の意見とする)、救いの手を差し伸べようにもどうも、親友としても、時間がかかるというわずらわしさを省みず、とりあえずペンを取り(キーを叩き)ました。