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(回答先: 米軍がファルージャ空爆強化、地元は停戦交渉打ち切る [読売新聞]【反フセイン派攻撃に狂奔】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 15 日 18:00:57)
【カイロ=柳沢亨之】イラク駐留米軍によると、米軍は14日午後から15日未明にかけ、中部ファルージャで、ヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者派の武器庫やアジトなどに対し、計7波にわたり空爆を行った。
先月から本格化した米軍のファルージャ攻撃で、これだけの集中的な空爆は初めて。同地の警察筋などによると、20人以上が死傷した。15日のラマダン(断食月)入りによるイスラム過激派テロの活発化を抑止する狙いもあるとみられる。
15日にイラクでラマダン入りしたのは、イスラム教スンニ派。シーア派は16日の予定。イスラム過激派は、1年で最も神聖なラマダンに殉教すれば天国に直行できると信じているとされ、昨年もラマダン期間中の10月から11月にかけ、バグダッド赤十字国際委員会本部等連続爆破(約40人死亡)、南部ナシリヤのイタリア軍基地爆破(27人死亡)など大規模テロが相次いだ。
米軍は「テロリストがいる限りファルージャでの作戦を続ける」と、ラマダン中の攻撃継続を示唆している。
一方、イラクからの報道によると、ファルージャの地元指導者らは14日、暫定政府との停戦交渉を打ち切った。アラウィ首相が13日の諮問評議会(暫定議会)で、「ザルカウィ容疑者を引き渡さなければ大規模攻撃も辞さない」と発言したことに反発したためという。地元指導者らは、同容疑者らのファルージャ潜伏を否定してきた。
ただ、同地に情報源を持つ旧フセイン政権治安機関幹部は「喫煙の禁止など、復古的なイスラム思想を押しつける外国人武装勢力に対する住民の反発が強まっている」とした上、「米軍の空爆強化は、住民からの情報提供が進んでいることを示す」と指摘、米軍空爆が続いても、停戦交渉が再開される可能性はあるとの楽観論を示した。
(2004/10/15/20:42 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041015i412.htm