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(回答先: ずさんな整備恒常化 調査報告書を公表 長時間勤務、情報隠しも (琉球新報) 投稿者 彗星 日時 2004 年 10 月 13 日 23:50:23)
事故報告書要点
【過重労働】
▽事故が起こる前は、一日十七時間の労働を三日連続で行っていた(伍長)
▽夜勤の整備兵は一日十六時間働き、日勤は十四時間働いていた(三等軍曹)
▽われわれは船に間に合わせるため長時間働いていた(整備検査官の二等軍曹)
▽(勤務交代時の伝達は)毎朝毎夕、わたしと二等軍曹が口頭で引き継ぎしていた(伍長)
▽伍長は睡眠不足で手の震えが止まらなかったので、わたしに手を貸してくれと頼んだ。わたしは羽の角度の調整を手助けした後、彼に帰宅するよう伝えた(三等軍曹)
【調査妨害】
▽第二六五海兵隊中型ヘリ中隊CH53Dヘリ分遣隊の伍長は当初、黙秘権を行使した。伍長は、整備検査官の二等軍曹から、事故のことはだれにも話さないように言われたと証言した(事故調査官)
▽二等軍曹は、整備指導手引きで認められた方法以外の整備手順を指示し、さらに調査を妨げようと企てた(同)
【整備の混在】
▽(どの内容の整備をしたかの問いに)簡易整備だ(三等軍曹)
▽全面整備(二等軍曹)▽全面整備を意味していたと思うが(中略)わたしは命令に従っただけだ(兵長)
▽整備行動様式で示された簡易整備が行われるべきだった。もしも何らかの調整を含むのであればそれは簡易整備ではない。(中略)あの時点で全面整備の要求をする必要があった(二等軍曹)
▽わたしは機体(事故機)に実施されている整備内容を知っていたし、上司の検査官も同じことを知っていた。わたしは整備指導手引きにそぐわない簡易整備を行ってきたが、十分に納得している訳ではない(三等軍曹)(伍長)
▽(事故機に対し)上司の検査官は、「修正された簡易整備」を行うよう求めた(三等軍曹)
▽(修正された簡易整備を何度見たかの問いに)その質問には答えたくない(二等軍曹)
▽何度も見た(三等軍曹)
【操縦していた大尉】
大尉は緊急事態を宣言した。機体は突然一八〇度右に揺れた。大尉は即座に自動制御装置を求めた。サッカー場が見えたが、子どもたちが見上げており、(緊急着陸の)選択肢ではなくなった。建物の屋上に試みた。パイロットが炎上する機体から脱出しているのを確認し、大尉も右座席の壊れた窓から脱出しようと試みた。
http://www.ryukyushimpo.co.jp/cgi-bin/helicrash/index.cgi/news/20041009t05.htm?seemore=y