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(回答先: ずさんな整備恒常化 調査報告書を公表 長時間勤務、情報隠しも (琉球新報) 投稿者 彗星 日時 2004 年 10 月 13 日 23:50:23)
<解説>「組織疲労」を露呈 米軍ヘリ事故調査報告書公表
米軍ヘリ沖国大墜落事故の米軍の事故調査報告書が公表された。調査は操縦士や整備兵ら海兵隊員七十一人から事故当時の飛行や整備作業を聞き取るなど、詳細な調査が行われている。そこで浮かび上がるのは普天間飛行場でのヘリの整備作業が定められた手順に従われぬまま、長時間労働などずさんな管理下で行われていたということだ。事故機以外にも整備不良のヘリが住宅地上空を日常的に飛行していた可能性が高いことを調査結果は示している。
調査報告書では整備不良に関係した兵員を懲戒、行政処分にする勧告をしているが、整備兵自身が日常の作業手順を不十分だとの認識を示しており、整備不良の原因は整備兵個人ではなく、整備手順が順守されていない状態を放置した組織全体の問題だ。米軍は事故原因が整備不良だったことを挙げ、事故機特有のものではないとしているが、むしろ゛組織疲労゛で起きた事故は、組織の体質を変えない限り事故機以外でも起こりうることを示している。
八日に行われた日米合同委員会の事故分科委員会で、日本側は米側の再発防止策について「受け入れ可能な十分な説明を受けた」との立場を示しており、事故同型機の飛行再開容認へと大きく傾いていると映る。
しかし、整備不良を生む構造的な体質が改善されるとの十分な担保が明確に示されなければ、地元宜野湾市や県が飛行再開に応じるのは難しそうだ。
(政経部・松永勝利)
http://www.ryukyushimpo.co.jp/cgi-bin/helicrash/index.cgi/news/20041009t04.htm?seemore=y