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(回答先: バックパッカーの先輩として彼の旅行の理由を推測します。 投稿者 こいけ 日時 2004 年 10 月 28 日 00:25:10)
当事者である日本政府が、香田氏の行動に疑問の意を表明することは、政府自らの責任をあらかじめ軽減しておこうという姑息な意図から行われている事だろう。
だが、要求を突き付けている犯人側はそうは受け取らないだろう。
「旅行の意図が日本人にも政府にも理解できないということは、香田氏が、ある隠された意図をもってやってきたに違いない。」
と受け取るのが自然だ。
イスラエルの入国スタンプの押されたパスポートではアラブの何処の国にも入国できない。パレスチナの地に足を踏み入れるのに、イスラエルの官憲の許可を得るということは、建前上であれ、イスラエルのパレスチナ支配を認める事だ。
通常イスラエルの入国スタンプは別紙に押される。
香田氏が、イスラエルに長期間滞在したのちにイラクへやって来たとわかれば、スパイと疑われるのは当然の事だ。
人命の懸かった交渉を行う当事者が、その結果を考慮しない発言をするのは犯罪行為だ。時間がない事も、無能である事も免責事由にならない。