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(回答先: イラク邦人人質:祈る無事 家族沈黙【毎日新聞】 投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 10 月 27 日 18:02:27)
お仲間に入れてください。
私は、約30年前から旅を続け、最初の10年は、彼と同じように(当時はヒッピーと呼ばれてましたが)自分の興味だけで旅をし、その後の約20年は仕事の為です。
今回の彼の行動は、私が若い頃旅したきた経験に近い軽率な行動なのですが、ですので尚更なんとか助かって欲しいです。
それでも前回と同じように、自己責任論は、ナンセンスです。
彼の行動は軽率でも、どちらにしても全ては彼に帰ってきて、殺すと脅かされているのも彼で、全ての彼の行動は彼の責任でしかなでもいのは明白です。
世の中の全ての人の行動は、その人の責任でしかありません。
それでも他人が、その人の自己責任を論じるのは、今回もナンセンスでしかありません。
今回の問題の本質も「なんで危ないんだっけ?」です。
江戸時代の日本のように敵討ちは、アラブ義務であり正義です。
だから危険地域に入った彼の責任と、そのそもなぜ彼が「敵討ち」の対象にならなければいけないのか?は、彼の行動の責任とは別の問題です。
なぜ我々が、「敵討ち」の対象にならなければいけないのか?
今は、私は米国の西海外におりますが、昨晩の食事でも、多くの友人が嘆いていました。
彼らも旅をしてた時、祖国を尋ねられると、誇りを持って「米国人」と言っていたのが、いまや小さい声で「カナディアン」と嘘をつかなければならなくなりました。
約5000人の弁護士が、全米に飛んで、ブッシュの選挙不正を見張ってます。
第三国の選挙を見張ってきた、ジミー・カーターのNGOが、今米国で起きている不正は、世界でも例のない不正が行われていると嘆いています。
国連で常任理事国になりたいが為に、ブッシュと裏取引した日本の無責任な政府。
その取引を履行して欲しいが故の、日本政府のブッシュ擁護。
そして意味のない自衛隊派遣。
そして我々が、「敵討ち」対象に入れられてしまった事。
それこそが、この問題の本質で、彼の軽率な行動とは別次元の問題なのです。
それでもまた、日本の人民は、政府の思惑通り、個人の「自己責任」と言う、小学生なみの論争の政府の思惑に騙され、意味のない論争を続けるのでしょうか?
本質は、彼の自己責任ではありません。それは誰よりも、彼自身が直面している彼の問題で、他人が論じる内容じゃありません。
本質は、なぜあそこを旅する日本人が、危険にならなければならないのか?
なんとかこれを議論して欲しい、そして軽率な行動を取ってしまった彼を、なんとか助け出してあげたいと心から祈ります。