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(回答先: 【12日の第二回公判の記事】「村岡元長官が指示」 1億円処理で元会計責任者が証言〔朝日〕 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 1 月 24 日 23:27:45)
【法廷対決 元官房長官VS金庫番】滝川証人 裏金運用の実態暴露
「もち代」200万領収書なし
自民党旧橋本派「平成研究会」の一億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反罪(不記載)に問われた元官房長官、村岡兼造被告(73)に対する公判が二十四日、東京地裁(川口政明裁判長)で開かれた。前回に引き続き検察側証人として出廷した同会の滝川俊行元会計責任者(56)=有罪確定=は、パーティー券の売り上げの一部を政治資金収支報告書に記載せずにプールし、選挙資金に使用したり、夏と冬に「もち代」などとして、派閥議員に領収書なしで二百万円を渡す慣習があったなど、平成研の「裏金」運用の実態を“暴露”した。
検察側が派閥の資金運用の実態について滝川元会計責任者に聞いたのは、日本歯科医師連合会(日歯連)側から受けた一億円以外にも、平成研が恒常的に不透明な選挙資金調達を行っていたことや、派閥の重要事項を村岡被告が把握していたことを証明するねらいがあったとみられる。滝川元会計責任者に対する検察側の主尋問はこの日で終了。二月十六日の次回公判では「攻守交代」し、弁護側の尋問が行われる。
◇
■パー券 現金収入はプール
滝川証人と検察官の法廷でのやりとりを再現した。
検察官(以下−−) 平成研が議員に配っていたもち代はいくらか
滝川証人(以下証人) 一人二百万円
−−平成十二年以前、政治資金報告書に記載していなかったようだが
証人 そのころ平成研に二十億円の繰越金が残っていることが報道され、世間から誤解を受けるとして、選挙資金は無理としても、盆暮れのもち代、氷代ぐらいは領収書をもらって政治資金報告書に載せてはどうかと、幹部会で村岡被告が提案した
−−選挙資金はなぜ記載できないのか
証人 収支報告分のみで選挙が行われているとは、だれも思っていないのが永田町の常識。派閥から相当の資金を渡されても、表に出すと法定額以上使ったと思われ困るからではないか
−−ほかに村岡被告が提案したことは
証人 十四年の暮れごろには、もち代と氷代を半分にすることを提案していた
−−二百万円から百万円ということか
証人 はい
−−十三年の参院選では、いつごろ選挙資金が配られたか
証人 六月ごろ
−−金額の合計は
証人 数億円単位
−−選挙資金はどう集められたか
証人 寄付金に加え、毎年平成研セミナーというパーティーで現金をプールしていた
−−プールとは
証人 パーティーの切符は現金販売と口座振り込みがあったが、現金は金庫に保管した。収支報告書には、振り込みの分を売り上げとして記載した
−−現金の分は記載しなかったのか
証人 はい
−−選挙資金に使ったのか
証人 はい
−−村岡被告は、派閥での自分の立場は名誉職と言っている
証人 村岡被告は平成研に入って以来、派閥の中心だった
−−橋本元首相は
証人 「閥務は皆さんに任せるよ」とかねて発言していた。積極的に派閥のために何かやろうというものではなかった。派閥のドロドロした部分がお得意ではなかった
−−正直に供述すると、平成研幹部が刑事責任を問われると考えなかったか
証人 うそはつき通せないと思った。逮捕前日に家族四人で食事をした際、長女から「一人で責任を負うようなことは絶対にしないで」と言われたこともある
http://www.sankei.co.jp/news/morning/25na1001.htm