現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙7 > 934.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 「裏金から選挙資金」旧橋本派献金隠し、会計責任者証言〔朝日〕 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 1 月 24 日 23:17:03)
http://www.asahi.com/special/nisshiren/TKY200501120315.html
自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」の1億円献金隠し事件で、政治資金規正法違反(不記載)の罪に問われた同会の当時の会長代理で、元官房長官の村岡兼造被告(73)の第2回公判が12日、東京地裁であった。同会の滝川俊行・元会計責任者=同罪で有罪確定=が検察側証人として初出廷。日本歯科医師連盟(日歯連)からの1億円の裏金処理について「元長官の指示を受けた」と検察側主張に沿った証言をした。
また、滝川氏が元宿仁・自民党事務局長に1億円の領収書を同党の政治資金団体「国民政治協会」から出すよう依頼していたことが新たにわかった。領収書については、日歯連側も元宿事務局長と相談していたことがすでに判明しており、関係者らが協会を領収書の発行元として利用しようとした実態が浮かんだ。
滝川氏は「1億円を現金化し、派閥をまとめる村岡元長官と、同会事務総長だった野中広務・元自民党幹事長に報告した」と述べた。
02年3月、日歯連側に領収書の発行を求められ、村岡元長官と野中元幹事長が一緒にいるときに2人に相談。幹部会で話し合うことになったという。
証言によると、村岡元長官から「領収書は出せないことについて、日歯連の了解を得るように」との指示も受けたという。日歯連側が納得するかどうか心配だったため、数日後、元宿事務局長に代替案がないかと相談。平成研の代わりに国民政治協会から領収書を発行してもらえないか頼んだが、断られたという。
結局、滝川氏は日歯連側に「幹部に諮った結果、領収書は出せない」と告げ、了承を得た。この結果も、村岡元長官と野中元幹事長に知らせたという。
村岡元長官は、証言の間、被告席で詳細にメモを取り続けた。自身の関与を指摘されると、顔を紅潮させて証人席の滝川氏をにらみつけた。
元長官が全面否認しているうえ、裏金処理を決めたとされる幹部会は議事録や録音テープが残っておらず、検察側は滝川氏の証言を最も重要な柱と位置づけている。
村岡元長官は閉廷後、証言内容について「全くあり得ない。幹部会での協議も報告もない」と語った。 (01/13 01:20)