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(回答先: 要は「国民主権」のリスク管理ということである/「クレタ人のパラドックス」の意味 投稿者 鷹眼乃見物 日時 2005 年 1 月 23 日 10:59:28)
論理学の発展はパラドックスとの戦いによってすすめられた。
ゼノンのパラドックス
「飛ぶ矢は飛ばない」
「アキレスは亀を追い越せない」
は空間を無限に分割できるというアリストテレス以来の常識を疑わせ、
ニュートン力学をうんだ。
「クレタ人は嘘つきだとクレタ人が言った」
という自己言及に起因するパラドックスをラッセルもウィトゲンシュタインも退治できなかった。
ゲーデルが不完全性定理を証明するまで。
「シュレディンガーの猫」のパラドックスを解決するための一つの方法が、
「平行宇宙」という考え方だ。
が、F.ウルフの議論には難点がおおい、立証も反証もできない立論はアカデミーの世界では相手にされない。
その点、R.ペンローズの「複素線形重ね合わせ」という見方は、少なくとも数学的、論理的に検証可能だと言える。
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以前に他所で書いたものの引用です。
鷹眼乃見物さんに同意します。