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」と。
「教育が不当な支配に服することなく、国民全体に対し、直接に責任を負って行われるべきものである」。
第2項で「教育行政はこの自覚の下に教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標としておこなわれなければならない」。「教育行政は教育の内容に介入して不当な支配を行ってはいけないのであって、あくまでもここに定められている教育目的を遂行するのに必要な条件整備に留まらなければならない」と。
たとえば、「個人の尊厳」を重んじるというわけですから、50人学級、60人学級ではひとり一人の子どもの価値を尊重することはできない。そしたら、30人学級、29人学級を実現しなければならない。そういう条件整備に教育行政は力を注ぐべきであって、「教育内容に介入し、それを不当に支配してはならない」ということが第10条で定められている。これは極めて重要ですね。こういう観点から見ますと、たとえば「日の丸・君が代」の強制、「国旗・国家」の強制というものが、第10条違反に当たるのではないかと言うことは当然考えられることですし、これからお話しします最近、新しく始まった「愛国心教育」。これもまた教育基本法違反であるという疑いが強いわけですね。
■大学で起きていること
さて、次の資料は、これは東京都の教育改悪の例に触れましたので、この東京都の教育改悪が実は大学のレベルにまで及んでいるということの参考資料として入れたものです。最近の2月15日の読売新聞に掲載された意見広告です。
石原都知事は、都立4大学と東京都の大学管理本部の間で時間をかけて議論されてきた都立大学の改革案を一蹴して、突然、一方的に、トップダウンで都立4大学を解体して、新しい首都大学東京というものをつくる。そのために現在の都立4大学の教員を大幅にリストラするという、そういう改革案を出してきたんですね。大学側の学長を含めて、教員や教員組合の主張は一切聞かない。完全に、一方的なトップダウンでこれを強行しようとしているんです。
私がメッセージの中で、「ヒトラーのやり方を連想させる」と書いてしまったものですから、これを読んだ編集者が、「こんなことを言ったら、石原都知事のことだから名誉毀損で先生を訴えるのじゃないか」と言われたのですが、そうなったらそうなったで私は徹底的に闘うつもりですが、とんでもないやり方です。
彼は先ほどの「心の東京革命」と称して、都立高校を初めとする東京